過去ログ - 【安価】京太郎「アイドルマスター?」大沼「ティンと来た!」【育成】
1- 20
3: ◆9EuyRG73Jc[saga]
2014/12/24(水) 20:50:25.63 ID:ggFxNGTXo


 会場の歓声が煩い
 俺は気が付くと控え室から抜け出して、会場の廊下を歩いていた

 気まずかったのもある
 でもそれ以上に惨めだった

 何も出来ない
 何の資格も得ていない

 俺には何も無かった

 だから――独りでいることに決めたんだ

京太郎「……」

 どこで差が付いたのか
 楽しかった頃はもう戻らないのか

 俺が弱いから
 負けてしまったから

 横に並び立つことも出来ない

 共に進むことが叶わない

京太郎「みんな……」

 視線を上げると、自動販売機の前に設置されたモニターに咲達が映った
 喜んで、泣いて、歓声に応えている

 俺はその場に行けない

 ただ、ここで指をくわえて見ていることしか――

?「若いの。彼女達をどう思う?」

京太郎「え?」

?「清澄の生徒達。キラキラしてると思うか?」

京太郎「はい?」

 声の方を振り向くと、そこにいたのは一人のじいさんだった
 いや、ただのじいさんじゃない

 どこかで見覚えが――



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
165Res/67.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice