21:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/10(土) 02:43:52.72 ID:4SamdYiW0
「大丈夫。小泉さんは凛が守るから」
「すごい自信じゃん。んー、あとさ、あんたとも学校では話さないことにしたから」
「へ、学校では?どういうこと?」
「あたしらはまぁ1年の女子のなかでトップだけどさ、いじめられっ子とつるんでるの見られると威厳下がるっつーか。まぁそういうこと」
「頂点は大変だにゃ。まぁ頑張ってよ、よくわかんないけど応援はするよ」
語尾に「にゃ」って久しぶりに使った気がする。中学校に入ってから使うのやめてたんだっけ…。
「なにその語尾、あはは…。ていうかさ、なんであんなのがいいわけ?あんたも変なやつだな」
「うーん、何だろ。よくわかんないや。自分でも変だって思うけど…間違った選択はしてない、かな」
「そっか。あんたらしいや」
「褒めてるの?ありがたく受け取っておくよ」
「言っとくけど、あたしらは凛のことが嫌いになったわけじゃないから。今まで通りLINEもするしその辺は今まで通りな。ただ学校では関わるな」
「めんどくさいけど…まぁオッケー。これからもよろしく」
「あと一応忠告だけど、あんたも標的になるっしょ、気をつけな」
「もう既にいろいろされてるよ、はは」
「うお、マジか…。そりゃ大変だな」
「今は辛くても、いずれ緒方さんたちを見返してみせるから」
そう伝えたのを最後に、凛はしっかりとした足取りで帰路についた。
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