22: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:30:00.06 ID:E6AlHoQN0
「どうか私を、綺麗な思い出に、してください…」
23: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:30:44.70 ID:E6AlHoQN0
「席を立つのは、あなたからです」
24: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:31:21.51 ID:E6AlHoQN0
「…こうして、貴方の後ろ。影を踏んで歩いた癖が直りません…」
「これからは私、何を頼りに歩いていけばよいのか…」
25: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:33:07.83 ID:E6AlHoQN0
「もうその声も、聴けなくなってしまいますね…」
「…どこを見回しても、もう、誰もいなくなりました」
26: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:33:25.02 ID:E6AlHoQN0
「はい…。では、さようなら」
「今日まで、どうもありがとう御座いました」
27: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:34:48.87 ID:E6AlHoQN0
「……」
「…出会いは別れの始まり、別れは出会いの始まりと申しますが」
28: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:35:33.11 ID:E6AlHoQN0
「外は白い雪の夜、ですか」
「この手のひらの上の雪のように、儚くとも、純粋に恋をしていた時がありましたね…」
29: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:36:05.91 ID:E6AlHoQN0
「……」
「…だけど、ばいばいらぶ。そして誰もいなくなった」
30: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:36:42.96 ID:E6AlHoQN0
おしまい。
31: ◆dY9RWPXaDQ[saga]
2015/01/22(木) 00:37:09.73 ID:E6AlHoQN0
https://www.youtube.com/watch?v=vKzTOX7FyTw
32: ◆dY9RWPXaDQ[sage]
2015/01/22(木) 00:42:26.05 ID:E6AlHoQN0
貴音さん、原さん、お誕生日おめでとうございます。
貴音にカバーしてほしかったから書いた。書いたのは9月だったから、募集要項に季節指定があるとは夢にも思わず…。
もう日本にはこんな風景ないのかなぁなんて思っています。
33Res/10.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。