過去ログ - エルフ「え?淫魔にチョコあげるの?」犬娘「そう」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:17:58.30 ID:8z9Nj2sno
驚いて振り向くと、窓枠に腰掛け、にっこりと笑った淫魔が其処にいました
手に持った飲みかけのワインの瓶に口をつけ、漆黒の羽を広げています
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:21:11.04 ID:8z9Nj2sno
ニコニコと笑顔を崩さない淫魔に反比例するように、犬娘の耳と尻尾は萎れていきます
その様子を見て、淫魔はひとつ溜息をつくと、窓から部屋へ入ってきました
近付いて来る彼に犬娘は、びくりと小さく震えます
以下略
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:23:23.95 ID:8z9Nj2sno
溜息混じりに呟くと淫魔は更に一歩犬娘に近づくと、身を屈めて、
未だ犬娘の手にあったマフィンを一口噛りました
以下略
25
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:25:15.36 ID:8z9Nj2sno
淫魔「俺が欲しいくらいだよ。うまく渡せるといいね」
犬娘「うん」
以下略
26
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:27:20.14 ID:8z9Nj2sno
淫魔「渡すまでの間、ドキドキしたり不安になったり……」
犬娘「うん」
以下略
27
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:29:07.60 ID:8z9Nj2sno
犬娘「淫魔」
以下略
28
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:31:39.60 ID:8z9Nj2sno
犬娘は首を捻る淫魔を横目に、テーブルの上に置かれたプレゼントを手にしました
たったひとつだけ、綺麗にリボンをかけた大事なプレゼントです
促されるままに淫魔はその包みを受け取りました
以下略
29
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:33:55.86 ID:8z9Nj2sno
思わず俯いてしまっていた犬娘が顔をあげた瞬間、
淫魔はその小さな体を強く抱きしめました
以下略
30
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:35:27.83 ID:8z9Nj2sno
淫魔「………………しまった」
犬娘「え?」
以下略
31
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:36:06.23 ID:8z9Nj2sno
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以下略
32
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/13(金) 20:39:44.48 ID:8z9Nj2sno
犬娘が湯を浴びて戻って来ると、既に淫魔はベッドに腰掛けていました
僅かな明かりで薄暗い部屋に、赤い瞳とワインが浮かび
ゾクリとする程に淫魔の姿を妖しく艶めかしく引き立てていました
以下略
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