過去ログ - ハプニング・ニンジャデイ
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20:名無しNIPPER[saga]
2015/02/22(日) 03:21:28.50 ID:N1fLZgZO0

『ああ、なんということでしょう! 敵ニンジャの猛攻になすべなくアヤメ=サンは地面に倒れてしまいました。
このままヒトミ姫は助からないのでしょうか……!? なお、今回のアクションはすべて映画撮影技術を元に
していますので、実際危険はありません』

「ワァースゴーイ!」「なんて迫力あるんだ!」「まるで本当にカトゥーンの世界だ!」

チヒロの欺瞞的アナウンスとエナジードリンクに含まれる薬物成分が合わさり異常興奮した市民たちは、目の前で
行われているニンジャのイクサをまるでTV画面を通して見る迫力映像とでもしか認識することが出来ない!

「……ぐ……あ……」

「起き上がるのも辛いか。だが耐えているだけ見事だ。……潰す気でいたが、少々勿体無いな」

興奮している市民たちの声を耳障りに思いながらアヤメに近づいたトレードは、爆発四散もせずにまだ意識も残っている
アヤメのニンジャ耐久力を素直に賞賛し、また少しの間とはいえ自分と互角に渡り合ったそのウデマエを惜しみ、
なにやらメンポの奥の瞳を怪しく輝かせ始めた。

「なに……を……」

「貴様を私の物とする。私のフドウカナシバリ・ジツは他者の精神を思うがままに操る。どれだけ主従の絆が
強かろうと、どれだけ思い焦がれていようと、どれだけ愛を語らおうと、私のジツの前では全てが無意味だ」

『こ、これは、敵ニンジャは我らがアヤメ=サンを操ってしまおうというのか! そんな! ブッダよ、
寝ておられるのですか!』

「そんな、ヤメロー!」「卑怯だぞ!」「正々堂々カラテしろー!」「アヤメ=サン起きるんだぁ!」



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