21: ◆6n.u3HEATSX6[saga]
2015/03/19(木) 20:41:37.23 ID:yJigt0q2O
広間に出た。
丁度、インターハイの決勝が終わったばかりだったので、人は沢山いた。
にも関わらず、声をあげている自分を誰も一顧だにしない。
揺杏「ああ…え?」
まず気付いたのは、必死に出している筈の声が、掠れてしまっていたこと、そして這いながら床を進む自分の足を誰かが掴んだことだった。
揺杏「やめてぇ…!お願い!やめてぇ!」
足をジタバタとさせた。既に下着はびしょ濡れになっていて、床にも点々と血と尿の混じった水たまりがトイレから続いていた。
揺杏「…?!」
後ろを見ると、やはりあの血塗れのソレが片腕を伸ばして自分の右足をしっかりと掴んでいる。
揺杏「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
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