過去ログ - 森様「勇太をなんとしてでも独占したい!」
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◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 16:50:50.51 ID:uzsrR3XFO
勇太の部屋
森様「お尻の具合はどう?まだ痛い?」
勇太「俺はもう大丈夫だよ。それよりも…」
以下略
34
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/27(金) 16:56:01.03 ID:TeDO9XHco
ただの誤字なのかそういう設定なのか気になって開いたけど
>>1
で読む気失せちまった
35
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 16:57:52.41 ID:uzsrR3XFO
すみません、六と花とかいた『六花』は辞書登録されていないため、
『立花』という形で書かせていただきます。
どこかのローカルルール上では『立花』での表現可、でしたが、
私の勝手に思った結果と違い、あいにくこちらの住人の方では通用しないようです。
以下略
36
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 16:59:59.64 ID:uzsrR3XFO
二人は教科書をあけ、彼女は専門用語や公式の解説をゴマをするがごとく柔軟に解説し、
彼は彼女の台詞を耳に当て、頭に住むハムスターを汗飛び散らしながらも死ぬ気で車輪を回転させる
時折彼女の「分かってくれて嬉しい」笑顔が、彼の心臓へ突き刺さる
彼の諦めない忍耐心と解決への道をひたすら探す様に、彼女は魅了され続ける
以下略
37
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 17:02:08.89 ID:uzsrR3XFO
没日した7時ごろ
森様「ありがとう、両親がそろそろ戻ってくる時間帯だから、私はおいとまするね」
彼女はあからさまにがっかりした表情を浮かべ、口惜しく言った
しかし彼女はこの上空に浸る思いから離せなかった
以下略
38
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 17:03:03.28 ID:uzsrR3XFO
勇太の告白を、心配症と化した立花はドア越しに盗み聞きしていたのである
『じゃあ帰るから』と喋る声を察知し、小柄な彼女は外の階段の上へ涙と無表情の顔で駆け上がった
マンションの遠くでスキップしながららんらん歌う彼女を片目に、絶望で涙袋が完全に壊れそうになる乙女がいた
以下略
39
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 17:05:11.54 ID:uzsrR3XFO
12月23日 朝
森様「やだ、目の下にクマができてる。これじゃとがしくんの素敵な顔を十分見ることができないわ」
彼女のお気に入りである化粧グッズからコンシ―ラーを取り出す
以下略
40
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 17:06:20.78 ID:uzsrR3XFO
待ち合わせとなる京阪石山駅
森様「ごめん待った?」
茶色いズボンで灰色のパーカーの下に青い長袖を着る人は、私の愛しの彼氏だ。
以下略
41
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 17:07:43.82 ID:uzsrR3XFO
電車内で
二人は座って、あたり周辺にいた点々と飛び散る乗客の迷惑さもすっかり忘れ、たわいもない話を、
ただしツンデレな彼女にとっては貴重な時間を、こころいくまで堪能しあった
以下略
42
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 17:09:07.44 ID:uzsrR3XFO
しかし、彼女は電車の扉のそこに右足のハイヒールを引っかけて、
体全体と両手が彼のいる前へそって地下のフロアーにダイブしようとする
いままで失敗のない完璧をめざす彼女にとっては大きな誤算であった
以下略
43
:
◆lv.o3z9kM6
[sage]
2015/03/27(金) 17:09:56.14 ID:uzsrR3XFO
これ以上悟られまいと彼女は目を閉じてはやく体を起こす
森様「ご、ごめんね。私、結構おっちょこちょいだから。ははは…」
森様「この涙わね、その、ゴミがはいったのよ、さっき倒れたとき。ほんとよ、ほんと。だから安心して。」
以下略
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