過去ログ - 島村卯月(20)「二十歳に!」神谷奈緒(20)「なったから!」
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1: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/07(火) 23:48:01.44 ID:rSLtF10kO
プルルルル・プルルルル


凛(19)「もしもし、どうしたの加蓮?」

加蓮(19)『凛…助けて…事務所で…』

凛「へっ!?」

未央(19)『しぶりん、ヘルプ!!このままじゃ私たち…』プツッ!

急に切られた電話。
もしかしたら加蓮と未央が誰かに襲われてるのかもしれない。
折り返しても電話は繋がらず、電源も切れてしまっていた。

不安で焦り、胸の鼓動が早くなる。

私の足取りは早くなる。急がなきゃ。


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2: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/07(火) 23:49:05.23 ID:rSLtF10kO
事務所


バタン!!

以下略



3: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/07(火) 23:50:09.98 ID:rSLtF10kO
未央の誕生日も過ぎ、アイドルとして、
そして大学生として多忙な日々を過ごしていた12月も終盤の頃、
忘年会と称して卯月と奈緒のお酒解禁兼忘年会を行おうと企画されていた。

そんなことをすっかり忘れていた私は、
以下略



4: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/07(火) 23:51:11.90 ID:rSLtF10kO
加蓮「…助けて」

弱弱しい声で助けを求める加蓮の横には、
赤ら顔の奈緒が、気持ちよさそうに加蓮のうなじを堪能していた。

以下略



5:名無しNIPPER
2015/04/07(火) 23:52:06.00 ID:rSLtF10kO
卯月(20)「いいえ!!」

声を張り上げる卯月も同様に、未央の肩を抱き寄せ、うなじに思いを馳せている。


以下略



6:名無しNIPPER
2015/04/07(火) 23:52:52.79 ID:rSLtF10kO
奈緒「いーや、加蓮の匂いの方が一番だね!」

卯月「いいえ!ここは譲れません!!未央ちゃんがミツボシナンバーワンです!!」

奈緒「何をー!?」
以下略



7:名無しNIPPER
2015/04/07(火) 23:54:02.60 ID:rSLtF10kO
卯月「私の未央ちゃんの匂いを堪能してから反論してください!!
絶対に未央ちゃんが一番です!!ねっ!未央ちゃん!?」

未央「えっ?…あ、いやぁ、そんなに自分の匂いに自信とか無いんだけど…」

以下略



8:名無しNIPPER
2015/04/07(火) 23:55:19.54 ID:rSLtF10kO
そして席替えが行われ、奈緒は未央の、卯月は加蓮のうなじに顔を埋めていた。

この風景、需要がある人には相当価値のある場面なんだろうなと、
もう自分も遠いどこかにいるような感覚で眺めていた。

以下略



9: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/07(火) 23:56:39.33 ID:rSLtF10kO
もうどうすればいいんだろう。というか、プロデューサーはどうしたんだろう。
ここは大人としてしっかりとセーブさせなければいけないところだろうに。

ふと視線を横にずらす。部屋の隅に人影がある。多分プロデューサーだろう。

以下略



10: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/07(火) 23:57:50.96 ID:rSLtF10kO
モバP「…り、凛か…。すまない…」

凛「いや、それはいいけど、とりあえずお水いる?」

P「すまない…もう…駄目だ…」
以下略



11: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/07(火) 23:59:19.70 ID:rSLtF10kO
右に卯月、左に奈緒。

がっちりと両腕をホールドされ、満面の笑みを浮かべて私を見ている。

二人とも私よりも身長が小さいから、必然的に上目使いがプラスされ、
以下略



12: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:00:39.66 ID:TAfqlK5PO
凛「二人とも、何時からこの宴会はスタートしたの?」

卯月「えーっとー」

奈緒「うーん、確かなー」
以下略



13: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:01:33.48 ID:TAfqlK5PO
奈緒「さて…」

卯月「はい!」

凛「え、何?」
以下略



14: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:02:43.78 ID:TAfqlK5PO
卯月「ほら未央ちゃん!この匂いを今すぐ嗅ぐのです!!」

奈緒「加蓮!幸せな気持ちになれるぞ!!」

何それ怖い。
以下略



15: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:03:49.30 ID:TAfqlK5PO
奈緒「それもそうか!」

卯月「よーし、そうと決まれば頑張ります!!」

凛「が、頑張らなくていいから!!」
以下略



16: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:05:08.00 ID:TAfqlK5PO
30分後



凛「」チーン
以下略



17: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:06:22.40 ID:TAfqlK5PO
P「…うぅぅ」

凛「プロデューサー!!」

P「り、凛…水を…」
以下略



18: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:07:35.28 ID:TAfqlK5PO
凛「やっとまともな大人が回復してくれた…」

P「迷惑かけたな。まさか二人がこんなに酒乱になるとは…」

加蓮「普段いじられてるストレスがお酒で発散されてるのかなあ…」
以下略



19: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:08:44.63 ID:TAfqlK5PO
卯月「いーえ!これからはニュージェネで仲良く飲むんです!!」

未央「…」


以下略



20: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:10:01.71 ID:TAfqlK5PO
奈緒「じゃあ凛にどっちと飲みたいか決めてもらおーぜ!」

卯月「いいですとも!凛ちゃんは私たちと飲みたいですよね?」


以下略



21: ◆LV1QS555XE[saga sage]
2015/04/08(水) 00:11:30.77 ID:TAfqlK5PO
これはマズイ、非常にマズイ。
いくら酔った席での一場面だったとしても、
この選択次第でこれからの時間が地獄になることは間違いない。

この二人を納得させる選択をしなければいけない。
以下略



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