22:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:08:45.71 ID:gC6OIYV/0
「前に不知火と来た時はね、ちょうど那珂ちゃんが来てたのよ!それで特設ステージでライブやってて、不知火とすごく盛り上がってね、それでね…」
「…なによそれ」
思った以上に大きい声が出た。
23:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:09:15.76 ID:gC6OIYV/0
どのくらい走ったかわからない。曙はその場に膝を抱えて座り込んだ。
「馬っ鹿みたい…あたしだけ舞い上がっちゃって…」
自分だけが舞い上がってたのだ。陽炎に一人だけ誘われて、自分が陽炎の特別になったつもりだった。それでも、陽炎の心にはいつも不知火がいたのだ。
24:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:09:44.39 ID:gC6OIYV/0
どれくらいたっただろうか。突然、温かい感触が曙を包んだ。知っている温かさだった。
「…ごめんね。別にあんたと不知火を比べていったわけじゃないのよ」
「うっ…ひぐっ…うるさいクソ陽炎っ」
25:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:10:13.79 ID:gC6OIYV/0
「でもね、曙。あんたがわたしにいくらクソクソ言おうとも、わたしは、あんたのことが大好きよ」
26:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:11:04.88 ID:gC6OIYV/0
「あたしをこんなのにしたのはあんたなんだからぁ…」
泪も、言葉も止まらなかった。
ぎゅっと、陽炎の腕に力がこもる。
27:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:12:18.21 ID:gC6OIYV/0
そんなこんなで、あたしと陽炎の恋は始まった。
あたしたちは艦娘だから、きっとこの先のり超えなきゃいけない障害はいっぱいある。でもきっと大丈夫。あたしの陽炎は、世界一優しくて、世界一強い人なんだから。
28:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:12:44.76 ID:gC6OIYV/0
「ねえ皐月―陽炎どこいったかしらないかしら?」
「鵬翔さんのお店に行くって言ってたよー。いいなあイチャイチャしちゃって」
「あげないからね」
29:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:14:26.74 ID:gC6OIYV/0
終わりです。
かげぬいとかげぼのssもっと流行らせコラ!
近いうちにかげぬいかかげぼのssまた書きます。
30:名無しNIPPER[sage]
2015/04/11(土) 22:17:17.99 ID:eXhfvySDO
陽抜パロたぁ珍しい
乙でした
31:名無しNIPPER[sage]
2015/04/11(土) 22:27:37.46 ID:2aHl9v6Mo
__,,,,,,
,.-'''"-─ `ー--─'''''''''''i-、,,
,.-,/ , !,, \
( ,' 乙 _ノ ヽ-、,,/''ー'''"7
`''| ' } ``ー''"
32:名無しNIPPER[sage]
2015/04/11(土) 22:30:51.32 ID:F31d5hOx0
乙
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