過去ログ - お題
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1:名無しNIPPER
2015/04/17(金) 15:31:13.01 ID:KGEWhUsDo
3つ募集

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2:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 15:32:50.53 ID:1DJNc2rbO
ゴリラ


3:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 15:32:58.44 ID:yI5vyxQTO
幼女


4:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 15:33:05.18 ID:vv+CHspOO
大学


5:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 15:39:28.90 ID:Fm0v8tDBO
もうヤバイ予感しかしない件


6:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 15:56:47.13 ID:UzLwX9FUO
そこはかとなく漂うクロマティ臭


7:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 15:58:27.02 ID:ClYS7ooMo
まあやらないだろうな


8:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 16:36:43.44 ID:9M0ihFn50
ゴリラ幼女大学


9:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 17:19:45.18 ID:hU0TCODAO
ゴリラと幼女なのかゴリラの幼女なのかゴリラのような幼女なのか


10:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 19:22:12.67 ID:OA62P0q9o
ゴリラが大学で勉強してたとかそんな話があった気がする


11:名無しNIPPER
2015/04/17(金) 20:00:23.85 ID:G1+uk2jaO
帰宅したら書きます


12:名無しNIPPER[sage]
2015/04/17(金) 21:30:37.00 ID:hAZCob8DO
帰宅(いつとはいってない)


13:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:36:45.74 ID:G1+uk2jaO
例え君が大学生になったとしても、僕と君は結婚できないよ。

「わたしが大学生になったら結婚しようね」と無邪気な顔で話す彼女に、僕はそう告げた。

世の中には様々な場面で、多種多様な壁が立ちはだかることがある。
以下略



14:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:37:23.50 ID:G1+uk2jaO
僕ももちろん、君のことは好きだけどね、世の中にはどうしようもできないことがあるんだよ。

重ねて僕はそう言ったが、やはり彼女には伝わらないようだ。

「はたちは大人なんだよ。大学生はもうはたちでしょ? だからわたしが大学生になったら結婚しようね」
以下略



15:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:37:59.26 ID:G1+uk2jaO
これでようやく子守りも終わりか、などと安堵していると彼女はとんでもないことを言い出した。

「ねえ、おかあさん。わたしが結婚しようねって言ったら、良いよって頷いてくれたよ」

僕は慌てて首を左右に振りつつ、必死に否定する。
以下略



16:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:38:37.12 ID:G1+uk2jaO
「さ、そろそろ帰りましょうか」

母親の言葉に彼女は不満そうだ。

「えー、もっと一緒にいたいよ」
以下略



17:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:39:32.41 ID:G1+uk2jaO
手を振って二人を見送った後、僕は定位置に腰を下ろし、小さくため息をついた。

結婚、ね。

幼い彼女の、幼い言葉だということはわかっている。
以下略



18:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:40:16.88 ID:G1+uk2jaO
大人になるにつれ、皆わかるのだ。

自分には僕なんかよりも、もっとふさわしい相手がいるんだってことを。

でも彼女の純粋な眼差しを見るたびにこうも思うのだ。
以下略



19:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:41:55.93 ID:G1+uk2jaO
それからも彼女は毎週末に僕に会いに来た。

特段何かをするわけでもない。

嬉しそうに話す彼女の声に耳を傾けたり、にらめっこをしたり。
以下略



20:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:42:30.32 ID:G1+uk2jaO
そしてやがて時が経ち、毎週のように僕に会いに来ていたのが月に一度となり、彼女は帰り際に駄々をこねなくなった。

また時が経ち、何ヵ月に一度会いに来るかどうかになって、彼女がばいばいと手を振らずに帰ったのを最後に、彼女が僕に会いに来ることはなくなった。


21:ゴリラ、幼女、大学[saga]
2015/04/17(金) 21:43:05.03 ID:G1+uk2jaO
あれからどのくらい過ぎただろうか。

ふと視線を上げると、こちらに向かって歩いてくる女性がいた。

すっかり成長しているが、僕にはわかる。
以下略



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