過去ログ - 魔王「創る魔物が全部女の子になってしまう」
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2:1 ◆U3IejVpYkU[sage saga]
2015/04/17(金) 19:46:39.04 ID:LKf0oi4a0
人間の城1…
王1「近頃魔物たちが行商などを襲撃しており相当の被害を受けておる。そしてその魔物はすべて魔王と呼ばれる存在が人間を生贄にして生み出したものだという。」
王1「さらに奴はわしの娘をも攫っていった。勇者よ、魔王を倒してまいれ!」
勇者「はっ!」

魔王城…
魔王「人間を使って創ったのは5体だけなんだがな…」
側近「それはさておきとうとう勇者が来ますね」
魔王「そうだな。あまり強くはなさそうだからとりあえずスライムたちに向かわせよう」
魔王「あの勇者だ。今後どうするかのために念のため観察しておこう」

城1付近の草原…
勇者「どこに魔物がいるんだ?」
スライム「(ゆーしゃみつけた)」ガサッ
勇者「魔物っ!」
スライム「ゆーしゃかくごー!」
勇者「半透明の女の子!?」
スライム「うりゃ!」ドカッ
会心の一撃!勇者にダメージはほぼない!
勇者「よわっ!?(俺Lv1だぜ?)」
勇者「とぉ!!」ペチッ
スライムにそれなりのダメージ!
スライム「あぅ」デローン
スライムをやっつけた!!
勇者「初戦闘は勝った…がいくらなんでも弱すぎないか?」

魔王城…
側近「案の定の惨敗でしたね」
魔王「うむ」
スライム「うきゅー…」デローン
魔王「ふんっ」ベホマッ
スライム「まおーさまごめんなさい…」
魔王「大丈夫だ、問題ない。下がれ」
スライム「うぅ」

側近「進撃どころか勇者の妨害すら危ういというこの現状」
側近「しかし勇者を止めねば姫が危ない。無論魔王様も」
魔王「我と姫の優先順位が逆ではないか?」
側近「実際そうでしょう」
魔王「確かにな。では水の四天王を勇者のところに向かわせろ。我は引き続き研究を続ける」
側近「魔王様」
魔王「どうした?」
側近「勇者の元に水さんを向かわせるのは少々まずいかと」
魔王「そうかもしれぬな、では土の四天王を向かわせろ」
魔王「承知しました」

魔王「男性型の魔物を確実に創る方法の見当はある程度付いている。が実際に実行するにはリスクが大きすぎるのだ」
側近「もしかして…」
魔王「聞いていたのか側近。ああ、そのもしかして、だ」
側近「しかしあの材料だとどうしても問題が」
魔王「そう。だから問題なのだ」


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