過去ログ - とある×ジョジョ【とある奇妙な運命論】
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9:みしゃーた
2015/05/03(日) 22:23:25.73 ID:wTrd00qx0
流我「ダメに決まってるだろ!」

少女「え!ダメなんですか!?」

少女は断られることにマジに驚いた、という感じで言葉を発した

流我(こいつ…ますますわからん…なんなんだ一体…)

流我は心底困惑していた、そして少女に変な意味で圧倒されていた

流我(確かにおれはこいつを結果的に助けた、だがそれでも、ここにいた男を銃で撃ち殺し、さらに警戒心全開で銃を自分に向ける、そんなやつ相手に何でそんなことを言えるんだ?!)

苛立つと爪を噛むのが癖の子供のように、流我はポケットから取り出したコインをいじる

流我(くそ!落ち着け…まずはこの目の前の女にわからせるんだ、今目の前にいるのがどんな人間なのか…)

深呼吸をし、心を落ち着かせ、話すことを整理する

少女(深呼吸してどうしたんだろ…ダイジョブかなぁ?)

流我(なにこっちを ダイジョブかなぁ? みたいな目で見てるんだ!お前が原因なんだよ!)

それから数秒考え話を切り出す

流我「いいか?おれは確かにお前を助けた、だがそれはお前を助けるのが目的で動いた結果、助けた訳じゃない、おれはこの研究を潰すのが目的で動いて、目的通り研究を潰し、そしてその副産物的におまえを助けた、という結果が生まれたんだ、だからおまえが思ってるようなヒーローみたいなやつじゃない」

流我「それにおれはこの研究を潰すために一人の男を殺したんだ、これでもうわかるはずだ」

自分がここに閉じ込めたやつと同じ、裏の人間だと…そう締め括り少女の様子を伺う

少女「…」

目の前の男が人を殺し、自分を閉じ込めた男とおなじ世界で生きている、その事実を説明されその目には明らかな動揺と恐怖があった

流我「どうやら理解したようだな…」

そう言い研究所の出口に歩いていく

少女「なら…どうすればいいんですか…」




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