過去ログ - 扶桑「私たちに、沈めとおっしゃるのですか?」 提督「そうだ」
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16: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/05/06(水) 22:48:39.58 ID:uWUG4Qzy0
実際に随時入ってくる報告によれば、苦戦しながらも確実に敵勢力を削りつつあり優勢であるという。
 損傷は出てはいるが、傷ついたものは撤退し、遂次戦力を投入。その間に回復に努め、再び出撃。
決して相手に休みを与えないこの戦法で幸いにもこちらの轟沈数は0。
敵の戦力ばかりが減っており、勝利は確実だった。

 そんな折。

 突如、新たに出現した深海凄艦の群れ。
件の泊地ほどではないとはいえ、戦艦が10、重巡が10、軽重15、駆逐艦に至っては50を超えるという。空母がいないことだけが幸いなのかもしれない。
しかもこれは確かの数字ではなく、推測でしかない。というのも遠征に出ていた他国の部隊が帰投中に発見し、命からがら逃げ延びた際に我が国に報告された数字。
これよりも少ない可能性もあるが、上回っている可能性も十分にありうる。
水中からの攻撃を受けなかったことから潜水艦はいないとみられるが、進攻とともに組み込まれるかもしれない。
 
そんな、数個の部隊を持って対処するべき群れが、当鎮守府管轄の諸島に迫っており1両日中にも到達するという。



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