過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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13:名無しNIPPER[saga]
2015/05/22(金) 00:40:14.87 ID:VWWrYmzqo


明けて翌日。

大学は午前中で終わったので午後から丸々フリーだったが、予感があったので家で大人しくしていた。
そろそろ高校が終わる時間か、放課後になって真っ直ぐうちに向かうとしたらぼちぼちだな。

とかウダウダ考えていると、ピンポーンとチャイムが来客を告げた。
やっぱり来たか、と溜息を吐きながら腰を上げると

ピポピポピポピポピポ  ドンドンドンドンドン!  ガチャガチャガチャ!!

チャイム連打の後に扉を殴打する音が続き、ドアノブが回される。怖っ。
あやせがこんな乱暴な行動に出るとは思えないので、そうなるとあいつしか居ないな。

京介「居ません」

桐乃「早く開けろっ」

仕方なく鍵を外すと同時に扉がバンッと開かれる。

京介「何の用だよ」

我が妹は返事もせず靴を脱ぐと勝手に部屋に上がって行った。
そのまま中央でこちらを振り返り、手を腰に当てつつ俺を睨みつけてくる。

大変ご立腹な様子だ。

桐乃「あんたどういうつもりよ!!」

京介「あやせの事か?」

桐乃「他にないでしょ!」

京介「別れた」

桐乃「あんたが一方的に決めただけでしょ。あやせは納得していない!」

京介「俺とあやせじゃ合わなかったんだよ、仕方ない」

桐乃「聞いた。その、セ、セ……ッス出来ないからって別れるなんてあんたおかしい」

京介「じゃあどうしろって言うんだ。浮気しろとでも?」

桐乃「一人で処理すればいいじゃない」

処理とか言うな。

京介「お前がよくやってるゲームを思い出してみろ、男の性欲はそんなんじゃ治まらないんだよ」

桐乃「現実とゲームを一緒にすんな」

京介「だから男の現実を語ったんだろうが」

桐乃「う……だからってあやせが可哀想じゃない!」

京介「そうは言うがな、じゃあ付き合って四ヶ月でキスも出来ず、結婚するまでセックスも禁止と言われてずっと我慢できるか?」

桐乃「そりゃあたしだって好きな人とはキスとかセ……したいとか考えないでもないケド」

考えるのか。というかこっちチラチラ見るな。



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