過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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17:名無しNIPPER[saga]
2015/05/22(金) 00:45:47.73 ID:VWWrYmzqo
しばらくして。
沙織「やあやあ、お招きに預かり参上したでござるよ」
黒猫「なんだか分からないけど来たわ」
oh...
桐乃「なんで黒いのもいるのよ。呼んでないんだケド?」
沙織「いやあ、京介氏のピンチという事でござったから、少しでも人手があった方が良いかと思いまして」
黒猫「そうね、京介の事は本当はどうでも良いのだけれど、世話になった恩を忘れるほど愚かなつもりも無いわ」
桐乃「あっそ。勝手にすれば」
黒猫「ええ、勝手にさせて貰うわ」
スタスタと黒猫は部屋に上がって来て、茫然としている俺の横をすり抜けるとベッドに腰掛けた。家主俺なんだけど……。
桐乃「ちょっとあんた、客に対してお茶も出せないの?」
沙織「いやいやお構いなく」
京介「あ、ああ。ちょっと待っててくれ」
自分のも含めてコップを4つ出し、ペットボトルを出そうと冷蔵庫を開いた。
嫌でも鍋が目に入る。中身はビーフストロガノフだ。心を込めて作ってくれたんだろうな、ものすごい美味しかった。
お茶を取り出し冷蔵庫を閉じる。鍋はもう見えない。
京介「待たせたな」
沙織「ありがとうでござる」
黒猫「頂くわ」
桐乃「安物じゃん。もっと良い物を用意しとけっつーの」
三者三様の言葉を貰いながら俺もお茶を飲む。
昨日あやせと一緒に飲んだ時と同じ味だった。
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