18: ◆KBU2gmJaeI[saga]
2015/05/31(日) 13:04:03.08 ID:BddpLKq50
「行こうか、瑞鶴」
歩き出す彼に私も続く。
珍しい沈黙。でも、こんな時間も……まぁ、悪くないかな?
心地いい時間もすぐに過ぎ、あっという間に提督室についた。
中に入ると、彼はこちらに振り返った。
「? コート、掛けないの?」
「……ああ、こいつのポケットに瑞鶴へのプレゼントがあるからな」
「へぇ、そうなんだ」
ポケットに入るサイズのプレゼントかぁ。
髪留めかな? それともネックレス?
……まさか指輪だったりして。
……アハハハ、ないない。この鈍ちんな提督さんがそんなこと有り得ない。
どうせ、アクセの一種だろう。そう思って、私は続きを促した。
「……で? 提督さんは私にどんな素晴らしいプレゼントをくれるのかしら?」
「瑞鶴にとって素晴らしいものかはわからないけど、そうなることを願うよ」
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