過去ログ - 提督「朝潮の頭を撫でた時の反応が可愛い」
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8: ◆4kfG0dh.g.[saga]
2015/06/02(火) 21:28:38.46 ID:eUmqMoGV0
 そんなことを考えていると、自分が座っているのと向かいのソファにいた人物から、朝潮が執務室に入ってきてから初めて声がかかった。

「その辺にしておいた方がいいんじゃないですかー、提督―?」

 秘書艦の大淀だ。笑顔に見える表情だが、こちらに向ける視線は私の手を縫いつけようとするかのように鋭い。

「お、大淀さん! そのですね、これは」

 大淀の存在を思い出した朝潮が、慌てて体裁を取り繕おうか、はたまたそのまま私の手に身を委ねようか決めかねてアタフタとし始めた。

 どうした物かと手をわたわたさせつつも、私の手を振り払えないでいるのが可愛らしい。

「そう怒った顔をするなよ、大淀」

「あらー、私は全く怒っていませんよ?」

「なら君はもっと目尻を下げる練習をした方がいいな。それにこれは単なるスキンシップだろ?」

「スキンシップの域をとっくの昔に越えてるから言ってるんですよー? 提督、さっきの朝潮ちゃんみたいな表情を見たがる人を何て言うか知ってますか?」

「名称があるのは初耳だな」

「……提督、いい加減その手を朝潮ちゃんから離してください」


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