過去ログ - 久「咲、花火をしない?」咲「花火…ですか?」
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7:名無しNIPPER[saga]
2015/07/01(水) 20:07:18.76 ID:m3izbOOO0
垂れた蝋が固まらないうちに、其処に蝋燭を立てる。

暫くそのまま支えていれば蝋が固まって支えずとも蝋燭が立った。

蝋燭から手を離して、久は咲を振り向く。

正面から見るその顔は、咲が知っているいつもの久だっただろうか。

久「だから今日、咲とする花火が、こうしている一時一時が新鮮でたまらないわ」

咲「――そう、ですか」

それは良かったです、と言えば良かったのかどうなのか咲にはよく分からない。

何故なら僅かに唇を吊り上げたその久の顔もやはり。

咲が知らない顔だったからだ。


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