9: ◆XtcNe7Sqt5l9[saga]
2015/07/15(水) 00:46:19.63 ID:9XTpaLhVo
翌朝、直ぐに朝食を済ませて街を出発した。
王から贈られたらしい、二人を乗せた馬車を勇者が馬に跨がり引いて行く。
僧侶「盗賊! どうして貴方はそう、だらしがないのです」
盗賊「うるさいな。お前みたいに、いつも気を張っていたら疲れるだろ」
僧侶「貴方は気を張らなさすぎるの。もう少し、勇者様を見習いなさい」
勇者「まあまあ。僕だって、いつも気張っているわけじゃないからさ」
背後の二人を笑いながら宥める。僧侶は不服そうに、顔を河豚の様に膨らませていた。
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