過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」
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6: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/07/20(月) 02:47:22.95 ID:GSEOPeaN0



そんな会話を交わし、俺たちは少しだけ笑い合った。
ちひろさんも中々良い趣味をお持ちのようだ。それが原作派にしろアニメ派にしろな。



ちひろ『それではアイドルの皆さんの安全と健康管理の方、よろしくお願いしますね』

八幡「ええ。出来るだけ飲ませ過ぎないよう善処しますよ」



電話を切り、自分で言った言葉にたぶん無理だろうなぁ…と苦笑が漏れる。
こんな事まで仕事に入ってるんだから、中々どうしてプロデューサーというものは大変だ。

……いや、絶対他のプロダクションならあり得ないよなやっぱ。冷静に考えておかしいでしょウチの事務所のあの酒豪連中。デレプロ多岐に渡り過ぎ問題。



八幡「さて、そろそろ夕食の時間か」



踵を返し、一階の会場へと向かう事にする。

俺が今いる場所は最上階である三階。の一番奥の談話室。俺の部屋は三階にあるが、何故わざわざ奥の談話室まで来て電話しているのか、それはズバリ電波がここじゃないと繋がらないからである。やっぱソフバってry……いや何でも無い。聞けば他の機種の人もそうらしいし、関係無いから。関係無い(震え声)。


廊下を歩きつつ、途中に例のゲームコーナーを通りかかる。そういや三階にあるんだったな。
正直後ろ髪を引かれる思いではあったが、プロデューサーである俺が夕食に遅れるわけにもいくまい。遊ぶのは後でだな。

あれ、でもここって何時までやってるんだ? 大抵終わり時間があって、それが過ぎたら暗くなって遊べなくなるよな。マジかよ。出来れば皆寝静まった時に一人で遊びたかったんだが……


念の為確認しておこうと、どこかに終了時間が書いてないか辺りを見渡してみる。
ふーん、ほーん、じゃんけんゲームあるやん。絶対勝てないんだよなこれ〜。でもやる。違う違うそうじゃない終わり時間が知りたいんだよ俺は。何だココめっちゃワクワクする!


俺が誘惑の渦に呑み込まれそうになっていると、しかしそこで人影を視界の隅に捉える。あの金髪は……






「あーんもう取れない! これアーム弱過ぎないー?」

八幡「何してんだお前……」



小さなクレーンゲームに食い入るようにへばりつく少女。俺の呼びかけに一瞬ビクッと反応すると、こちらへ振り返る。





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