過去ログ - 八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」
1- 20
7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/14(金) 20:01:29.47 ID:WGZ//NmAO
八幡(皆で雪ノ下の料理をつつき、食卓は絶賛の嵐に包まれる。気合い入りすぎだろと突っ込みを入れたくなるくらい美味かった)

八幡(両親の賛辞に雪ノ下は照れたように軽く頭を下げる。ちょっと新鮮だな)

比企谷父「いやー女の子が多いと華やかでいいな。小町だけでは八幡の陰鬱さを打ち消すのに精一杯だから」

八幡「…………」(ズキン)

比企谷母「雪ノ下さん、あれと替わりにウチの子になる気はないかしら?」

八幡「…………」(ズキン)

小町「あ、それいい! 小町もお兄ちゃんの世話をするよりお姉ちゃんに甘えたりしてみたいです!」

八幡「…………」(ズキン)

八幡(別に皆に悪気があるわけじゃない。これくらいの言動はいつものことだ)

八幡(だけど夢見が悪かったせいか、ちょっとだけ心に響く)

雪乃「ひ、比企谷くん…………え?」

八幡(熱心なアプローチに戸惑った雪ノ下が助けを請うように俺を見る。が、その表情が驚愕に変わった。何だ? 俺の腐った目以外に何か付いてんの?)

小町「お、お兄ちゃん、なんで、泣いて…………」

八幡「え…………」

八幡(慌てて自分の目元を触ると、確かに涙が流れていた)

八幡「う…………」

八幡(何で、何で、何で)

八幡(一度自覚するともう止まらない。あとからあとからボロボロと涙が溢れてくる)

八幡「あ、あああああ!」

八幡(俺は思わず立ち上がり、その場を飛び出す)

八幡(呼び止める声が背中にかけられるが、俺はそれらを一切無視して全力で逃げ出した)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
982Res/338.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice