過去ログ - 「お姉さまに性的行為のお手伝いをして頂きたいと、ミサカは...」【とある 百合SS】
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◆vJEPoEPHsA
[saga]
2015/08/25(火) 23:09:48.96 ID:E6PgvRbfO
ここは、美琴がよく着替え場所として重宝している学園都市第13学区の極普通のホテルである。
2人は、その一室であるシングルベッドの部屋を借りていた。
4階の部屋で、広さは20平米位だろうか。
部屋に入り、すぐ目に入る廊下の左手には、洗面所とシャワーと浴槽のお部屋、右手にはお手洗い、そして、廊下の突き当りにはベッドがドンと1個置いてある。
ホテルと言う事で見栄えを良くする為か、ベッドサイドの小さな机には百合の花が飾ってある。
「んで、どうすればいいのよ?」
ストレートに問い掛けた美琴。
当たり前の事を当たり前の様にする、そんな態度だった。
御坂妹はと言うと、外側の戸手に“Do not disturb”の看板を手際良く下げている美琴を見て、すごい便利だなあ、とぼーっと考えていた。
「取りあえず、シャワーを浴びたいのですが、とミサカは気が早いお姉さまに遠慮しながらも希望を伝えます。」
突然の質問に対するか細い返事、その声には羞恥が混じっている。
回りが見えていなかった。
美琴はあたかも自分が早くやりたいみたいに思われていないかとても心配になり、顔を赤くする。
そして、
「べ、別にいいじゃない、シャワーなんて浴びなくても!」
御坂美琴、それは0点や。エセ関西弁が聞こえた気がした。
「たとえお姉さまにでも、ミサカの汗のにおいがする体はお見せしたくはありません、とミサカは困った様に言います。」
「べ、別にいいわよ、そんなの気にならない、し…。」
美琴は御坂妹に体の特徴とかで心配させたくない。
「だって、ミサカは今日のつもりなんてなかったのに、お姉さまが無理矢理引っ張って来るからとミサカは…」
「あー、もー、悪かったてば!取りあえずお風呂入っちゃいなさいよ!」
御坂妹は納得したように少しいつもより熱を帯びている美琴の顔を見つめる。
「じゃあ、あんた入ってていいわよ。」
「ミサカはお姉さまと一緒にお風呂に入りたいです。」
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