過去ログ - 八幡「漏れ出るサドが間違える」結衣「え、も、漏れ?」
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4:名無しNIPPER[saga]
2015/09/12(土) 19:14:41.51 ID:fLZycGXD0

 さすがに我慢の限界がきたのか、由比ヶ浜は俺から少し距離をとった。

 奉仕部の窓から初秋の涼しい風が入り込み、俺達の火照った身体を冷ます。

 由比ヶ浜が叫ぶ。


結衣「ひひひひ、ヒッキー!? ど、どうしたの一体!」


 その気持ちはよく分かる。

 俺でも、由比ヶ浜が突然に俺の太ももに触れてきたら通報するだろう。

 だが、俺は俺だ。考える葦でも、独裁者でも、神様でもない。


八幡(だから、言い訳もするし、それ以上の事もする)

八幡「いや、研究だよ。研究」

結衣「研究?」

八幡「今日は雪ノ下もこねーし、暇だろ?」

結衣「う、うん……」

八幡「本も持ってきてないし、することもない」

結衣「そ、そうだね」

八幡「だから、ここにあるもので暇つぶしでも出来ないかなって」

結衣「あたしの身体で暇つぶしすんなし!!」


 由比ヶ浜の叫びが、グラウンドの球児たちの掛け声と重なった。

 俺達は間接的ではあるが、青春を謳歌しているようだ。


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