過去ログ - 島村卯月「ウィンク」
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1:名無しNIPPER[sage]
2015/09/27(日) 01:54:09.26 ID:vD0nrHLso
オリジナル設定ちょいありです、苦手な方は注意

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 01:55:22.71 ID:vD0nrHLso


――――見えた?


以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 01:55:58.25 ID:vD0nrHLso
凛「ねぇ未央」


未央「ん? なになに?」

以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 01:56:43.75 ID:vD0nrHLso
凛「でもその代わりにウィンクしてるシーンが増えたと思うの」

未央「むむむ?」

凛「プロデューサーと何か話したのか、それとも他のアイドルと何かあったのか……」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 01:58:18.67 ID:vD0nrHLso


――――アイドルに、先輩とか後輩とか関係ないって思うよ?


以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 01:59:37.10 ID:vD0nrHLso
私の名前は島村卯月。17歳で4月24日が誕生日です。高校生でありながら、アイドル、やってます。

初めてアイドルというものに憧れを抱いたのは、最早いつだったか私の記憶にはありません。

ふとテレビをつけた時。ラジオをつけた時。雑誌を開いた時。日常のどこにでも彼女たちはいて、素敵な笑顔やクールなカッコ良さを見してくれます。
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:00:15.16 ID:vD0nrHLso


――――卯月ちゃんには色々な事を教えてもらいました。そんな私が、卯月ちゃんに返せる、たった一つの事ですから。


以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:01:17.26 ID:vD0nrHLso
私は今現在、二つのユニットを組んでいます。

ニュージェネレーション。渋谷凛ちゃんと本田未央ちゃんとの三人ユニットです。

ailes。エール、と読みます。安部菜々ちゃんとの二人ユニットです。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:02:01.60 ID:vD0nrHLso
菜々「卯月ちゃん、十円玉を見つめてどうかしましたか?」

卯月「この十円玉、周りがギザギザしてるんです。誰かがいたずらでもしたんでしょうか」

菜々「あーこれはギザ十と言って、昭和30年頃に生産されたれっきとした十円玉なんですよ〜」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:02:43.35 ID:vD0nrHLso
P「おい、菜々どこへ行く」

菜々「うっ……」

P「いい加減答えを聞かせてくれ。嫌なら嫌って言ってくれればこの企画書はシュレッダーに行くだけの話だ」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:03:25.50 ID:vD0nrHLso
安部菜々ちゃんは私と同い年の女の子です。プロダクションに来るまでは、地下アイドルをやっていたと聞いています。

バイトをしながらアイドルデビューを夢見て長年努力してきたとプロデューサーさんが言っていました。

なんと菜々ちゃんは、ウサミン星というところから来たアイドルなのです。デビューシングルもとってもノリが良い曲で、ライブではとっても盛り上がります。


12:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:03:56.89 ID:vD0nrHLso
菜々「卯月ちゃん、ウサミン星、興味ありませんか?」

卯月「……ウサミン星」

菜々「秘密だったのですけど、卯月ちゃんになら教えてもいいかなって思いまして」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:04:31.55 ID:vD0nrHLso
だから、菜々ちゃんが秘密を教えてくれる時は、きっとそういう時、なんだろうなと。思っていたのです。


14:名無しNIPPER[sage]
2015/09/27(日) 02:04:45.25 ID:VhjVVTOTO
ギザ十くらい知ってるだろ!
知ってるよな?


15:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:05:32.64 ID:vD0nrHLso
菜々「新宿から一時間。……あはは、アイドルの一人住まいにしてはちょっと汚かったでしょうかね」

卯月「不思議と、落ち着くような……気がします。ここがウサミン星なんですね」

菜々「そうなんです」


16:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:06:51.58 ID:vD0nrHLso
それから夜まで私と菜々ちゃんは今後の事とか、プロデューサーさんの事とか、新曲の事とか、ずっと二人で頑張ろうってとか、たくさんおしゃべりしました。

途中でお菓子がなくなったので、二人で近くのコンビニに行ってしこたまお菓子とジュースを買ってきました。

菜々ちゃんと話しているとまるで、お姉さんと話してるような優しい温もりを感じます。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:07:29.69 ID:vD0nrHLso
卯月「それで、菜々ちゃんがしたかった一番大事な話ってなんでしょうか」

菜々「……っ」

だって、相棒ですから。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:08:14.71 ID:vD0nrHLso
菜々「私に、ソロで活動しないかっていう企画がきているんです」

卯月「ソロ、で……」

菜々「卯月ちゃんもailesも私は大好きです。ずっとずっと、夢見ていたアイドルになれて、しかもこんなにかわいい娘とユニットまで出来るなんて」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:09:14.85 ID:vD0nrHLso
菜々ちゃんは地下アイドルとして現場を踏んでる数が違いましたから、私の憧れでもありました。

スタッフさんのちょっとしたミスへの配慮、その場のアドリブ、とにかく駆け出しアイドルの私では横に立ってはいられないようなアイドルでした。

ailesを結成して初めてのライブでも、菜々ちゃんのファンは明らかに私より多くいました。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:09:48.88 ID:vD0nrHLso
ある日のイベント、握手会の事でした。

ライブではほぼ毎回最前列にいる菜々ちゃんのファンの方が、私の列に入ってきてくれたのです。

「菜々ちゃんは最高だけど、卯月ちゃんも悪くないよ。……応援してる」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/09/27(日) 02:12:35.81 ID:vD0nrHLso


――――菜々ちゃん、って呼んでもいいですか?


以下略



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