過去ログ - 杏「きっと流した汗は」泰葉「美しい」
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5: ◆foQczOBlAI[saga]
2015/10/12(月) 01:06:41.82 ID:ZeFr44Y10
「才能なんて意味がない。いくら才能があってもいかせなかったら意味がないじゃないか」

「いかせないですか?」

「杏の才能はね、杏がまともに生きるために必要だったんだ。言うならば必要だから見につけたって感じだよ」

「そうなんですか」

「最適化。より少ないエネルギーで動く術だよ。杏は体が小さいでしょ?だから昔から体力とかもなかったんだ。最低限の動きしかしないんじゃなくて、最低限の動きしか出来なかった」

「それでもゆっくり体力をつけるように努力していけば…「杏はね。その努力って言葉が大嫌いなんだ」

そのとき、ピシッって音が鳴ったようなきがした。
泰葉ちゃんの身にまとう空気が変わったようなきがした。重く、冷たいものに。
なんか地雷踏んじゃったな。反省。でも言ってしまったことは仕方がない。
さっきといい私には失言をする癖がある気がしてきた。
なんでこんな余計なことを言うかな。
自分からめんどくさいことに突っ込むなんて私らしくない。
でも一度言ったことは戻らない。雨水天に戻らず。
今の気持ちと今の天候をかけてみる。さしてうまくないな。


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