3:名無しNIPPER[saga]
2015/11/27(金) 21:49:26.49 ID:502Rn/Vk0
「えへへ、結衣ちゃんあかりの事待っててくれてありがとう!」
花が咲いたように笑うあかり。
その笑顔が眩しくて、恥ずかしくて。
「い、いいから行くぞ!」
「わー!置いてかないでよー!」
つい恥ずかしくなって走り出した私を、慌てて追いかけてくる。
そんなあかりだから、いつからか私は恋心を抱いていた。
だが、この気持ちを本人や他の誰かに打ち明ける勇気はまだ無い。
私が臆病なうちは、こんなやり取りで十分だ。
明日があるさ。
また、明日がある。
そう自分自身に言い聞かせるのであった。
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