過去ログ - 魔王「何で勇者を捕まえられないんだ!」
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15: ◆pabVKfCDzNVk[sage saga]
2015/11/29(日) 13:31:58.96 ID:AcJid+sT0
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―――魔王の城 呪術師の部屋

ガチャ

側近「魔王様!どうですか!?グレートの偉大なる必殺力!あれ何車椅子に乗っておられるんです?なんか雰囲気も違う―――」

妹魔王「よう、側近。見事なゴーレム作成技術でしたわ」

側近「い、妹ぎみ……!?ご親族の家におられるはずでは……!?」

妹魔王「あそこでへたって文字通り頭を抱えているのがお姉様ですわ」

魔王「あ、そ、側近……。選択系回復魔法って、どうやるんだっけ……?」

側近「魔王様、出来ても遠すぎて届きません!」

妹魔王「んもう!詫び状が届いて、結婚式はとりあえず置いといて恋人気分でも味わう気になっているのかと思って何となく来てみれば、
     城に勇者はいないどころか刺客を出しては返り討ちにされ続ける始末!」

側近「何!?勇者を倒したのでは……!」

妹魔王「見なさい。人造魔物が電撃に撃たれて気絶こそせよ、勇者は襲う電撃を剣を投げ出して避雷針にして避け、
     纏う鎧の拳で打ち倒しましたわ。頑丈さはパワーですわ」

魔王「早く!ことらちゃん死んじゃう!」

妹魔王「大丈夫ですよ、お姉様。勇者と行動を共にするものがそう簡単にやられるわけありませんわ」なでなで

側近「ああ……おニューの身体に幾つもの拳痕が……おのれ、勇者め―――電撃の連射を可能にすれば、ちょこざいな策も封じれるか……?」




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