過去ログ - 楓「私たちも」美嘉「プロデューサーに」小梅「…セクハラしたい」
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13:名無しNIPPER[sage]
2015/12/07(月) 17:35:30.81 ID:ftG6re5Y0
楓「刑事ドラマやミステリー小説の基本でしょ? なんでも、一番最初にセクハラしたのはアーニャちゃんらしいの」


美嘉「それならもう犯人はアーニャちゃんで決まりじゃないんですか? 一番手な上に、動機も十分」


楓「そうね。けどお話だとすぐに疑われる人じゃなくて、間接的だけど利益が大きい人が真犯人だったりするわよね? 誰か美嘉ちゃんは思い当たる人はいないかしら?」


美嘉「え? そ、そんなこと急に言われても……あっ」


美嘉(そういえば昨日まゆ、なんだか浮かれてたような……まゆのプロデューサーはまゆのアプローチに、嬉しいと思う以上に困っていた。理由は間違いなくプロデューサーとアイドルの関係として不適切な距離だから)


美嘉(そしてまゆのプロデューサーとアイツは同期だったはず。仲良くしているところ何度も見たし、うん。もしアイツとアイドルの仲が異常なまでに縮まったら……?)


美嘉「まゆのプロデューサーも、なんだかんだでまゆのアプローチにまんざらじゃなかった。そこにまゆと距離を縮める理由ができれば……『あの堅物の武内でさえアイドルとあんなことをしている』『別にまゆのアプローチは、目くじら立てるほどのものじゃない』と考える……!?」


楓「あら、美嘉ちゃん正解」


美嘉「正解ってことは……」


楓「実は未央ちゃんたちの話を聞いた後に、まゆちゃんに話を聞きに行ったの。そしたらまゆちゃん、一目でわかるぐらい困ってて、私の元プロデューサーのことで聞きたいことがあるんだけどって言ったら、泣きながら何があったのか話してくれたの」


美嘉「もう話を聞きに行ったんだ……でも、なんでまゆは泣いたんですか?」


楓「まゆちゃん、自分のプロデューサーさんともっと仲良くなろうとして今回の騒ぎを起こしたんだけどね、CPの子たちとプロデューサーにとっても悪くない話だと思ってやったそうなの。けど今朝になってプロデューサーを見たら深刻に思い悩んでいて……まゆちゃん、CPの子たちは皆可愛いから、なんだかんだでプロデューサーも喜ぶと思ってたらしいの」


美嘉「ああ、なるほど。まゆはアタシたちほどアイツに詳しくないしね。しっかし話の大前提を見誤るとか、まゆらしいっちゃらしいけど」


楓「プロデューサーの落ち込み具合を見て、どうにかしなくちゃと考えたけど慌ててしまって思い浮かばない。誰かに相談しようにも、そこから話が漏れてまゆのプロデューサーさんに知られっちゃたら……という感じでどうしたものかと途方に暮れていた時に、私がカマをかけたら泣きながら白状したの」


美嘉「まったく……」


楓「まゆちゃん本当に反省しているから、責めるのはせめーてもう少し落ち着いてからにしてあげてね」


美嘉「……楓さんがそう言うんなら」


楓「それでね。まゆちゃんを落ち着かせるために約束したことを、美嘉ちゃんに協力してほしいの。内容はズバリ、事態の収拾」


美嘉「え……!? そ、そりゃあアタシだって何とかしたいとは思ってますけど……何とかできるんですか?」


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