過去ログ - 肇「私とあなたの三分間戦争」
1- 20
3: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2015/12/08(火) 21:42:35.64 ID:63ZhaU+S0

「なんでしょうか、プロデューサーさん」

彼女は声も流麗で、聞く人の鼓膜をやさしく揺らす。
僕は歌の仕事を勧めるも、まだ私には早いですとの一言で逃げられてしまう。
何度か玉砕するうちにこちらが先に根を上げてしまい、そのときが来るまで気長に待つことにした。

年齢のわりに丁寧すぎると感じる口調は尊敬する祖父の影響だと言っていた。
彼女の実家は岡山にあり、陶芸一家。
自身も祖父を師としてその年齢まで器を焼いて過ごしてきたとのことで、跡を継げと言われたと聞いた。

しかし彼女が選んだのはスポットライトで照らされた光り輝く道。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
23Res/9.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice