過去ログ - P「伊織と貴音を連れて,食事に行く」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:33:13.07 ID:YUCQRze/0
「痛い! 痛いって伊織くんっ! 止めなさい! あいたっ! めっ!」
肩で息をしながら、私は椅子に座りなおすとオレンジジュースを飲んで――って、空だったわ。
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:34:01.53 ID:YUCQRze/0
周囲の視線が、再び私達に集まる。当たり前よ、誰だって急に大声でバカバカ聞こえたらびっくりするわ。
そんな私からの睨むような視線を受けてなお、目の前のプロデューサーは悪びれた様子もなく言う。
以下略
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:35:07.88 ID:YUCQRze/0
「話は始めの方まで戻るんだけど、僕が事務所の冷蔵庫の中身を確かめたとき、何が入っていたか覚えているかい?」
「えっと、確か……」
以下略
25
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:36:28.22 ID:YUCQRze/0
「でも……だからそれが何だっていうのよ!」
「言ったろう? 事務所には僕以外の人間はいなかった。コンビニに行って戻るまでの間に、事務所に入れた人間もいない
以下略
26
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:37:59.66 ID:YUCQRze/0
「あんたがジュースを飲んだ事を誤魔化すために、デタラメ言ってるんじゃないでしょうね?」
私はジロリと、疑いの目をプロデューサーに向ける。
以下略
27
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:39:32.27 ID:YUCQRze/0
そう話すプロデューサーの姿は、確かに嘘をついているようには見えなかった。それに『やよいの誓い』を出す程だもの……。
いくら普段からふざけているプロデューサーでも、この誓いの重さは理解しているはず。
以下略
28
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 21:40:23.43 ID:YUCQRze/0
外出するので、一旦区切ります
29
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/26(火) 22:18:51.58 ID:u140xzF90
なんだこれ…まるで意味がわからんぞ
30
:
再開
[saga]
2016/01/26(火) 23:38:07.37 ID:YUCQRze/0
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「……? ちょっと待ちなさいよ」
そう言って私は、隣にすわる銀髪の女性の方を向く。
以下略
31
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:40:27.55 ID:YUCQRze/0
「はて? 何とも無いとは、どういう意味でしょうか?」
私の問いかけに、心底不思議そうな表情を返す貴音、その反応に私達は動揺を隠せなかった。
以下略
32
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/01/26(火) 23:42:30.69 ID:YUCQRze/0
「なるほど……事務所に『例のアレ』がいるかもしれないので、お二人は怖がっておられると」
貴音が、持っていたフォークを机の上に置く。あれだけ山盛りだったマカロニも、今や綺麗に平らげられ、
以下略
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