12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:03:16.14 ID:NYPOpsNEo
確かに結衣先輩の王子様描写を増やすことに気を取られ過ぎていて、配役を増やすことまで気が回ってなかった。
ちゃんと劇の形にしなきゃいけないとは考えていたのに、書いてる間はそんなこと全然気づかなかった。
早速あかりちゃんに助けて貰っちゃったな、と思いながら私はうなだれる。
ちなつ「そっかー。ごめんねあかりちゃん。さっそく助けられちゃった」
あかり「ううん、役に立ててよかったよぉ」
あかりちゃんはどこかほっとしたような様子で微笑んでいる。
ちなつ「でもどうしよう、これをベースに考えようと思ってたから、他には何も考えてないや。
なんとか配役増やせないかなぁ」
落ち込みながらもなんとかして再利用できないかと紙芝居に手を伸ばすと、あかりちゃんの手が再びそれを遮った。
驚いてあかりちゃんの方を見ると、目をきょろきょろさせながら何か言いたそうにしている。
前の紙芝居と一緒じゃ駄目だって言いたいのはわかるけど、それにしても今日のあかりちゃんは変だな、と思いながら声を掛ける。
ちなつ「どうしたのあかりちゃん?」
あかり「あ、あのね、それで、あかり一つ案があるんだけど」
ちなつ「案?」
あかり「うん。あかり考えたんだけど、実際にあるお話をベースにしたら考えたらいいんじゃないかなぁって」
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