8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:01:01.19 ID:NYPOpsNEo
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ちなつ「と、言うわけで。協力してね、あかりちゃん」
あかり「うん、あかり、頑張ってアイデアだすよぉ」
京子先輩が劇の話を持って来てから二日。最初の週末。
私は家にあかりちゃんを呼んで、作戦会議を開くことにした。
念のためあの後ごらく部四人で生徒会に確認を取って、正式に私が台本を担当することになった。
生徒会は生徒会で文化祭前はいろいろ準備に追われるみたいで、杉浦先輩からは負担が減って助かると感謝されてしまった。
どうやら杉浦先輩は生徒会の劇をごらく部にちょっと手伝って貰うつもりで言ったのを、京子先輩が大きくしたみたいで、
京子先輩は自分から言い出したのに後輩に押し付けるなんて、と叱られていた。
私はみんなと同じように呆れてる態度を取ったが、内心ではまたとないチャンスを運んでくれた京子先輩に感謝していた。
なんにせよ、これで今まで想像するだけだったあんなこともこんなことも、劇という形でとはいえ現実のものになるのだ。
それも全校生徒の前で。もしかしたら結衣先輩の親御さんも見に来るかもしれない。
結衣先輩も期待してくれてることだし、精一杯アピールしないと。
私ははりきってもう一度あかりちゃんを見る。
ちなつ「いい、あかりちゃん。今回の劇で絶対に結衣先輩のハートをゲットするんだからね。
あかりちゃんのアイデアにもかかってるんだから」
あかり「えへへ、あかり頼りにされてるよぉ」
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