過去ログ - 真「二人の幸せのために」
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17:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:00:41.16 ID:n3AMBxtn0

デートと言っても、付き合いたての頃は友達の時と同じような遊び方をしていた。ただ、手の繋ぎ方が変わったように、お互いの距離がぐんと近くなりスキンシップが多くなった。
雪歩はボクに触れられるとくすぐったそうに笑う。それがすごくかわいくて、恋人という関係の持つ力に驚いたりもした。

以前の雪歩の笑顔にはどこか陰りがあった。今考えれば、という程度の極わずかなものだけれど、今の雪歩の屈託の無い笑顔を見ていてそれに気付いた。
ボクへの気持ちを押し殺していたせいであんな表情をしていたのだとしたら、やっぱり恋人になれて良かったんだ。――そう思った。


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