19:名無しNIPPER[saga]
2016/02/11(木) 23:04:27.45 ID:n3AMBxtn0
その日――ボクの部屋で肩を並べてソファーに座り、ゆったりとオフを過ごしている時、雪歩が突然ボクにキスをしてきた。
それ自体は何も特別な事じゃない。二人きりの時にキスをするのはいつもの事だし、何の脈絡も無くしてくる事もままあった。キスをするのは嫌いじゃなかったからボクも自然にそれを受け入れていた。
ただ、いつもと違ったのは雪歩がボクの口の中に舌を侵入させてきた事だ。ボクはその感触に驚いて目を見開き咄嗟に頭を引こうとしたけど、いつの間にか雪歩の手に後頭部を抑えられていてそれは叶わなかった。
雪歩の舌が口の中で別の生き物のように動く感触に、ボクは強く目を閉じて為すすべなく終わりを待つ事しかできなかった。
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