過去ログ - 勇者「やっぱり処女は最高だね」戦士「え?」
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7: ◆qj/KwVcV5s[saga]
2016/03/12(土) 17:48:57.80 ID:OA2mS+iNo

宿が空いておらず、野宿しようとしたところナハトさんが借りている部屋に泊めてもらえることになった。
剣以外の面倒は見ないと言いつつ、彼はなんだかんだで面倒見がいい。

勇者「やはり夜はいいね」

彼は魔石灯の明かりを消すと、窓から夜空を見上げた。

戦士「はあ」

勇者「僕は夜が好きだ」

勇者「闇が大地を覆い、無数の星々が煌めき、風が草木を歌わせる」

勇者「人々は寝静まり、時折響くのは虫の音と鳥の声」

勇者「ああ、素晴らしい。夜の静けさに乾杯だ」

そう言って彼はただの水を飲んだ。果実酒を飲んでいるかのように味わっている。
彼の発言にどう反応すればいいのかわからなかったから、とりあえず聞くだけ聞いた。

戦士「…………」

詩人みたいな人だなと思った。少なくとも普通の人とは違っている。

勇者「どうか我等に月の処女神の加護があらんことを」

そんなこんなで、俺とナハトさんの旅は始まった。


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