過去ログ - 【鬱注意】星空凛「昔の話をするにゃー」【ラブライブ!】
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1: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 18:51:23.85 ID:Iq5c/ybl0
スレタイにも書きましたが鬱注意です。

鬱苦手な方はそっ閉じ推奨。
そんなに鬱じゃないと思うけどね。

セリフの頭にキャラ名入れてないけどいいよね?

書き貯めてあるので気まぐれに投げていきます。

批判、罵倒、荒らし、どんとこい。

このSSについて
友人A「重いのはお前のSSだと思うの」
友人B「う、うーん、ちょっと引くわ」
友人C「正気とは思えん」

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 18:52:58.21 ID:Iq5c/ybl0
ある昼下がり、何の気なしに散歩していた私は普段気づかないものに気づいた。

意外と桜がきれいだったとか、いつぞやにテレビで見たケーキ屋が近くにあったとか。そういう類いの、他愛のない発見だった。

普通の一軒家、普通の庭、町のカフェのテラスにあるようなテーブルと椅子。
以下略



3:しばらく凛ちゃん出てきません[saga]
2016/03/13(日) 18:54:58.10 ID:Iq5c/ybl0
また別の日、たまたま実家に帰ったときのことだった。
母が押し入れで見つけたというCDを受け取った。
雑に埃を払ったケースのジャケットを見て全てがつながる。

そうだ、彼女は…私が昔好きだったアイドル、μ'sの星空凛だったのだ。
以下略



4: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 18:58:43.75 ID:Iq5c/ybl0
それからしばらくしたある日、私は甥っ子とキャッチボールをしていた。

大体月一回ほど遊ばされている。全く、人の都合も考えないで。まあ予定なんてないからいいのだが。

「あ!」
以下略



5: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 19:07:03.61 ID:Iq5c/ybl0
呼び鈴を鳴らす。
「はい、どちら様でしょうか。」
名前を告げボールが庭に入ってしまったことを伝えた。

「はぁ、少々お待ちください。」
以下略



6: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 19:26:06.55 ID:Iq5c/ybl0
彼女に何が起きたのか。見当もつかない。質問しようかとも思ったが私にはそんな勇気はなかった。だが1つだけ、言ってしまった。

「星空…凛さんですか?」

あなたも…とかそんなことが聞こえた気がしたが分からない。
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2016/03/13(日) 19:26:54.12 ID:tc4a9x6+O
前書きがくっさ、あ゛〜


8:名無しNIPPER[sage]
2016/03/13(日) 19:38:33.78 ID:S3LdgOaSO
書き溜めてるならさっさと投稿すれば?
もしかして反応待ってるとか?


9: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 20:14:35.64 ID:Iq5c/ybl0
お互いに顔を見合わせ暫しの間沈黙。

「すみません、お願いします。」
彼女はか細い声でそう言った。

以下略



10: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 20:16:23.05 ID:Iq5c/ybl0
「ありがとにゃ…」

「ん?」
何か懐かしい言葉だ。

以下略



11: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 20:21:10.59 ID:Iq5c/ybl0
ラーメンを啜りながら彼女はこくこくと頷く。

「解散してから使わないようにしてるんだけど…あんまり喋らなくなったから今でもたまに素が出るにゃ〜」

…?結局使うのか。
以下略



12: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 20:28:35.65 ID:Iq5c/ybl0
言われて記憶を掘り返す。
「確かμ'sが優勝したラブライブのちょっと前の…ファッションショー…?の辺りで…あれ見てたからそのちょっと前かな…まあ、その辺だと思います。」

「面倒だからため口でいいにゃ。そうすると結構前からのファンかぁ…」

以下略



13: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 20:42:32.03 ID:Iq5c/ybl0
「あの頃からのファンに会ったのは…かなり久しぶりかな。会えて嬉しいにゃ〜!」

その時久々にあの迷いのない笑顔を見た。

「どうしたの?」
以下略



14: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 20:47:20.66 ID:Iq5c/ybl0
復活騒動。そんなこともあった。解散を宣言したμ'sが星空凛、西木野真姫、小泉花陽…いわゆるμ'sの1年生組…の高校卒業を機に再結成したのだ。

解散からさして年も経たずしかも1年生組はスクールアイドルとして活動していたため名実ともに超大型新人としてアイドル界に名乗りをあげた。

「凛たちが卒業式を終えて色んなところで写真を撮って回ってたら電話がかかってきたんだ。穂乃果ちゃんから。」
以下略



15: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 21:55:28.97 ID:Iq5c/ybl0
「そして凛たちがステージに上がると穂乃果ちゃんがこう言ったんだ。『今日みんなに来てもらったのは…重要な話し合いをするためです。』って。」
…?丁寧語?

「誰も何も聞かされてなかったらしくて、ほのかちゃん以外がみんなで顔を見合わせてたよ。」

以下略



16:>>15 手紙が。→手紙。[saga]
2016/03/13(日) 22:00:20.58 ID:Iq5c/ybl0
「穂乃果ちゃんがちゃんと事務所に行ってあの手紙の内容は事実だって確認してきたって言ってたからその手紙の真偽はどうでもいい話だったんだけど。」

「前に続けてと言われた時も、2回目のラブライブに出る前も、みんなで悩んで、悩み続けて、そしてようやくやめるって答えを出した、その決断を、今さら取り下げるのか、というのが海未ちゃん、ニコちゃん、真姫ちゃんの意見だったんだ。」
何があったのだろう、きっとそれは私の知る由のない、9人だけの話だろう。

以下略



17: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 22:03:12.40 ID:Iq5c/ybl0
「あぁそうそう、凛はダンサーとして頑張るつもりだったにゃ。」
なるほど。

「意見は大体3つに別れたにゃ。さっき言った海未ちゃん、ニコちゃん、真姫ちゃん。」

以下略



18: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 22:06:12.89 ID:Iq5c/ybl0
「で土日だけ、って条件でみんなが納得したんだ。さて、そろそろ疲れたにゃ〜。もう今日は終わりにしよっか。あ、あとラーメンおいしかったにゃ〜!」

精一杯の笑顔に微笑んで返して私はその家を後にした。
その後甥を放ったらかしたのを姉にたっぷり怒られたのは関係ない話だ。


19: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 22:07:41.72 ID:Iq5c/ybl0
少し忙しく過ごしている間に今日が約束の日だということを忘れかけていた。

昼が近くなって散歩に出かけようと思った時私はその事に気がついた。

手土産代わりにラーメンの材料と鍋を持ち彼女の家へ向かった。
以下略



20: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 22:11:25.41 ID:Iq5c/ybl0
じっと見つめていると…
「凛ちゃんと言えばー?」
なぜかライブのあれだ。

「イエローだよー」
以下略



21: ◆tkogaS0ZZA[saga]
2016/03/13(日) 22:19:29.02 ID:Iq5c/ybl0
「そして3ヶ月ほどしたある日。もうそろそろ2枚目のシングルを出そうという頃になったとき。事務所から…ひょっとするとレコード会社だったのかもしれないけど…それはさておき、曲を…押し付けられたんだ。」

μ'sのこれまでの活動に反する…他人の作った、自分たちの絡まない…「歌わされる」曲だ。

「こっちから何曲か新曲を見せたけど全部蹴られて。海未ちゃんと真姫ちゃんが抗議に行こうとしたのを穂乃果ちゃんが『一時の感情だけで抗議にいっちゃダメ!』なんて止めて説得を始めたんだ。」
以下略



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