過去ログ - 【美味しんぼ】山岡「1ヶ月1万円生活だって!?」
1- 20
12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/14(木) 21:36:24.41 ID:2+7YQfl30
京極「ぷはっ〜、こんな美味いポテトを喰ったんは初めてや」

大原「ええ、まさかマッ○のポテトがこんなに美味しかったなんて…」

山岡「それだけではありません、これだけの距離を歩いたからこそこの味が味わえるんです」

陶人「そうか、士郎のやつわしらを山奥に置き去りにして腹を空かせたのか」

京極「そういや〜昔は食うもんもなくて一日中働いて、その後に食う飯のうまかったこと…」

大原「そうですな、昔はこんなにも食事が楽しかった、なのに今の時代ときたら…」

山岡「その通りです、空腹こそが究極の調味料なんです」

栗田「空腹があるからこそ、こんなゴミみたいなポテトもおいしく食べられる、これこそが私どもの考える究極の貧乏飯です」

陶人「空腹ならどんなものでもおいしく食べられるというわけだな…ん〜よく考えたわい、こりゃ雄山も危ないかもしれんの?」

雄山「ご冗談を、こんなゴミみたいなもので私に勝とうなど片腹痛いわ…」

山岡「なにを、ならお前の料理を見せてみろ」

雄山「よろしい、ではこちらも召し上がっていただこう」パチパチ

雄山「まずは山菜を使った前菜です、わらびの白和えに蕗の薹の天ぷら、コゴミは出汁で炊いてゴマダレを掛けてあります」

陶人「おお、こりゃ美味い」モグモグ

京極「おおーまるで春の風が口の中を駆け抜けていくようでんな」

雄山「次はたけのこの西京焼きです、朝採れたてのたけのこを炊いて私特性の味噌床に付け、さっと炙りました」

大原「おお、こちらもなんと美味いこと、たけのこのエグ味なんてまったく感じさせんぞ」バクバク

山岡「雄山め、馬脚を現したな、山でとったから只ですなんて考え通ると思っているのか…」

栗田(でも、あの自信に満ちた顔、あの自信はどこから来るのかしら…)

雄山「次は、旬の桜鯛を昆布締めにしました、鯛はそのままでも美味いが一晩寝かせることでより旨味を増す…」

陶人「うむ、こいつも美味い…、しかし、これはそんじゃそこらの鯛ではないな?」

雄山「さすがは先生、よくご存知だ…、この鯛は何人もの漁師を雇い釣ったその場で締めた鯛です、なのでまったく旨味が損なわれることなく調理することができるのです」

栗田「それでこの味が出せるのね…市場で買った鯛ではこうはいかないわ…」パクッ

雄山「次は牛肉の朴葉焼きです、肉には岩手の短角牛のチャンピオン牛を使いました」

山岡「な、なんだと、これが貧乏飯と言えるのか」ダンッ

陶人「まあまあ、落ち着け士郎、ここは雄山の料理をすべて食べてから話しを聞こう」パクッ

京極「いやーこの牛もうまいでんなぁー」バクバク

雄山「短角牛は脂肪の乗りが細かく赤身の美味い牛だ、その肉を特性の朴葉味噌で味付けしてある」

陶人「この濃いめの味が日本酒にピッタリじゃな」グビグビ

雄山「以上が私の至高の貧乏飯です」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
24Res/26.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice