9:ベルトコンベア ◆EwTy/47GRIPz[saga]
2016/04/15(金) 00:51:17.01 ID:2hNvDMl00
「えー続きまして、生徒会長から歓迎の言葉です」
「みなさん、おはようございます。わたくし、副会長のサリヴァーンと申します」
サリヴァーン「えー、本日。会長のエルドリッチ君が体調不良でお休みのため、代わりにわたくしが歓迎の言葉を読ませていただきます」
男「……なんか、怖い人だな……」
アオニート「あぁ、その感じは間違ってないかもな。実際、生徒会のエルドリッチ先輩とサリヴァーン先輩、書記のマクダネル先輩は、何かと黒いうわさがあるからなぁ……」
アオニート「――あっ、このことはあんまり口にしないほうがいいぜ? どこでだれに聞かれてるかわからないからな……」
男「う、うん……気を付けるよ……」
サリヴァーン「――以上をもって、歓迎の言葉とします」
「えー、サリヴァーンさん、ありがとうございました。……それでは続きまして――」
――――――
――――
――
男「…………終わった……」
男「……なんていうか、生きてる気がしねぇ……」
アオニート「おーい、男。早く教室行こうぜ」
男「えっ、あ、あぁ、うん……」オズオズ
男(とりあえず、今はおとなしくしておこう……。残念ながら夢じゃないみたいだし……、隙をみて帰らないと……――。しかし、ここどこなんだろう。なんかものすごい景色が外に広がってる気がするけど、気のせいだよね。俺、帰れる――)
ドンッ‼
男「――うわっ!!」ドサッ
「――きゃっ」
男「ごっ、ごめんなさいっ! 俺、ぼーっとしてて――っ!」
「――いえ、こちらこそごめんなさい。お怪我はありませんか……?」ニッコリ
男「――っ。……い、いえ、全然……大丈夫です……」
男(すごい……綺麗で大きな人だな……身長2メートルぐらいあるんじゃないか……? ……別のとこも、すごく……大きい……)
「それならよかったです。……新入生の人ですか? ――あっ、失礼しました。私の名はグヴィネヴィアと言います。……あなたは?」ニッコリ
男「あっ、えっと……お、男……と、いいます……」オドオド
グヴィネヴィア「ふふっ、男くんですね。覚えておきます。――あっ、いけない用事があるんでした……。それでは、男くん……また会えるといいですね?」ニッコリ
男「は…………はい……こちらこそ…………」
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