過去ログ - 優花里「西住殿が逸見殿と付き合い始めました」
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8:以下、名無しに変わりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2016/04/26(火) 17:59:20.86 ID:gdnsl3HrO
優花里「…ただいま、戻りました」

家に帰って来たのはもう夜の8時でした。
ご飯を西住殿と食べる予定だったのですが、とてもそんなことができる状況ではありません。
とりあえず今日は我慢してベットに寝転がりました。

優花里「…西住殿」

わたしは、西住殿になにも想われていなかったのです。ただの友達でしかないちっぽけな存在だということを認めてしまったその瞬間、たまらなく涙が込み上げそうになって来ました

優花里「告白…しなくて良かったなあ。したら、友達にもしてもらえなくなっちゃうしなあ…」

優花里「うっ…うええぇ…ぐっ…うわああああん…」ボロボロ

そこから何十分泣いたか覚えてません。とにかく悔しくて、惨めで、情けなくて…自分が嫌になってきたのです。

そこからすこし泣き止んで冷静になったあと、わたしは考えていました。

わたしは、西住殿に近づいちゃいけないんだ。
だってそうでしょう?わたしは失恋した。そして危うく調子に乗って告白しそうになり、唯一築けた友人関係や信頼関係すら失いそうになりました。
このまま人付き合いを続けて、西住殿にわたしの思いがバレてしまえば…

優花里「…それだけは、避けなければ」

これは…みんなで戦車道をして行くための、唯一の選択だったのです。

わたしが必要以上に西住殿に話しかけなかれば、関係を持たなければ。
変に意識することもなく戦車道が続けられる。
…仲間の元で。

そして、わたしはその日から西住殿を避けるようになりました。


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