過去ログ - 藍子「ある日の昼下がり」
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12: ◆8dLnQgHb2qlg[sage saga]
2016/05/06(金) 19:12:12.12 ID:J9K9lNQH0

「ちょっと待った! まだ私は考える余地があると思います!」

 次に行こうと思ったんだけど、卯月ちゃんは未だに無駄な抵抗をしていた。

「じゃあ卯月ちゃん、なにか考えたの?」

「え? え、えーと……ここに来て普通の衣装は無いし、奇抜なのは余計恥ずかしいし、う〜〜」

 必死に考えてるみたいだけど、縛りがきついんじゃないかなぁ。

「…………レッスンジャージ、とか……?」

 意外とすぐに出てきた案は、予想の斜め上を行っていた。

「べ、別に恥ずかしくはないけど……そんなの着たところを見たい人なんているのかな……?」

「で、ですよね〜……はぁ……」

 ……………………

「だよねっ!」

「「藍子ちゃん……?」」

 特に深い意味はありませんけど、尊厳は守っておきましたプロデューサーさん。
 貸しひとつです。

「じゃあ、衣装は決定ということで!」

 色々な意味でなにか言いたそうな視線を無視して、宣言する。
 反対はなかった。



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