10:名無しNIPPER[saga]
2016/05/09(月) 23:14:28.48 ID:LmAERFOUo
われながらひどい声だと思いながら、声を出し続ける。
くだらない哀れさとみっともなさが妙に心地よく、三分ほど声を出し続けてみた。
うーさー
予想外の声に、とっさに毛布を胸元まで引きずりあげた。
うさうさ
ロボがキッチンから現れた。両手をまっすぐ伸ばし、お盆を持って。
お盆の上には湯気を立てた深皿が。
「なんだ……」
彼女の鼻は美味しそうな出汁の匂いに気づいた。
近づいてきた盆に乗っているのは温かいにゅうめんだ。
うさ
「にゅうめん、なのか? 君が作ったのか」
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