過去ログ - 【艦これ】提督「最高練度に達した艦娘が、ことごとく無気力になっている」
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22:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:30:42.63 ID:aZVpbc9E0
『していません』

『・・・はい」

榛名「全体放送?」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:33:21.34 ID:aZVpbc9E0
大淀「私は最高練度のまま、ここに着任しました。
   提督が秘書艦を選ばないから、本部からほぼ押し付けるようにですが」

提督「あー、うん、ごめんなさい。
   でも、感謝してます」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:38:48.57 ID:aZVpbc9E0
私はもともと、提督ではなかった。
そもそも、軍人ですらなかった。
ある日突然、「適性がある」というだけで半強制的に提督にされただけの一般人だ。
そんな状態だから、教練もまともに聞く気になれず、そのせいで成績最低、その結果が僻地への赴任だった。

以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:43:15.84 ID:aZVpbc9E0
それからの私は変わったと思う。
本部からの危険な命令は拒否、無視。
練度を高め、安全な任務のみをこなす。
皆の、あんな悲しげな顔を見たくはないから。
戦う宿命を背負っているとはいえ、泣かせたくはなかった。
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:46:18.57 ID:aZVpbc9E0
『ケッコンカッコカリ、って知ってます?』

『・・・何それ?」

ざわめく。
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:49:17.33 ID:aZVpbc9E0
大淀「やっぱり・・・」

提督「えーっと」

心底あきれている大淀だが、私は戸惑うばかりだ。
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:52:05.40 ID:aZVpbc9E0
曙「・・・」ガタン

満潮「・・・」ガタン

霞「・・・」ガタン
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:53:17.44 ID:aZVpbc9E0
『・・・なんか最高だぞ!』

叢雲「行くわ」

食事もろくに摂っていなかったが、関係ない。
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 04:56:43.98 ID:aZVpbc9E0
『・・・なんか最高だぞ!』

比叡「姉さま、聞きましたか?」

比叡が振り向いた先、金剛が座っていた椅子は
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 05:00:08.25 ID:aZVpbc9E0
龍驤「行くで」

鳳翔「もちろん」

赤城「行きましょう」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2016/06/19(日) 05:02:52.47 ID:aZVpbc9E0
ゼロだと思った。
マイナスだと思った。
そうじゃなかった。
ほんの一言、聞けば自分が一番だったかもしれない。
それはもう仕方がない。
以下略



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