過去ログ - 小町「ぬくもり」
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2:名無しNIPPER
2016/06/25(土) 02:21:38.46 ID:8rnfgebV0
時計の短針と長針が重なり日付が変わる。それを見て体をグーッと伸ばしてから背もたれにもたれ首をカクッと折り曲げて上を向く。
全身の力を抜き少しの間目をつむる。このままだと眠ってしまいそう。
新しい年を迎えて早数日。冬休みはもうすぐ終わろうとしていた。

「んぁー……」

初詣の事を思い出す。雪乃さんも結衣さんもいい人で面白かったなー。お兄ちゃんも楽しそうだったし。
出来ることなら総武高で会いたいがそのための勉強にも身があまり入らない。

冬休みに入ってから夜遅くまで起きて勉強する時間が増えたため、睡眠時間が減ってしまった。
睡眠不足はお肌の敵と言うがそんなもの気にしている場合ではない。
今の成績では合格するかどうか怪しいのでここからのスパートが明暗を分けるのだろう。それは頭の中で分かっていてもモチベーションは上がる気配すらない。

少し休憩でもするかとリビングに行くことにした。椅子から立ち上がりもう一度大きく伸びをする。
運動不足のせいか体からポキポキという音が鳴る。おっさんみたい…。重い足をゆっくり踏み出し部屋を出た。




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