過去ログ - まほ「付き合ってくれ」優花里「えっ」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/07/01(金) 17:10:12.46 ID:DC4F3pVW0
まほ「どうだった?優花里さん」
優花里「とってもおいしかったです!馬刺しは有名なので聞いたことだけはあるのですが馬ステーキやうましゃぶしゃぶまで・・・!どれもおいしそうで悩みました!結局無難に馬刺しを頼んでしまいましたが、他のものも食べてみたいですぅ〜」
まほ「ふふ、まだこれから一週間もあるからいつでも食べに来れるさ。それじゃあ今日は帰ろうか、車に乗ってくれ」
優花里「こ・・・これは!キューベルワーゲン!ドイツで有名の軍用車両に乗れるなんて感激ですぅー!」
まほ「田舎道を通るから少し揺れるかもしれない。しっかりシートベルトをしておいてくれ」
優花里「了解です!」
ブロロロロ
優花里「・・・」
みほ『本当は、わたしも優花里さんと居たかったんだけど・・・優花里さんと居られるのは年越しの前日からかも』
優花里『えっ・・・な、なにか・・・用事でも・・・?』
みほ『うーん、それはちょっと秘密かな』
エリカ『こんにちは隊長。実は、みほとこれから用事があって』
みほ『うん。わたしたち、もういくね。それじゃあ優花里さん、また後で!楽しんでね!』
優花里(なんだろう、この気持ち・・・)ギュッ
まほ「・・・あの二人のことか?」
優花里「!?あ、いや、その・・・」
まほ「いいんだ。実は私も少し気になってるんだ。みほとエリカについて」
優花里「と、いうと」
まほ「・・・以前、大洗の戦車喫茶で会ったことがあると思うが・・・あの試合以来エリカはみほを軽蔑し、みほもエリカに対して若干心を閉ざしてしまったんだ」
優花里「そんなことが・・・けど、西住殿は!」
まほ「分かってる。けど、あの時私はあの子を助けられなかった・・・。戦車道の後継者としての立場か、妹を守る姉としての立場か。・・・あの時、私は選ぶことは出来なかった。そして間に合わなかったんだ」
優花里「・・・」
まほ「私が目を背けているときに、あの子はどれだけの痛みを投げつけられたかは私も知らない。・・・けど、結果としてはよかったのかも、しれない。君達という仲間に出会えたことであの子は前以上に明るい性格になった」
優花里「わ、わたしたちに・・・」
まほ「それだけにエリカとみほが・・・分からない。あの二人になにがあったんだ・・・」
優花里(・・・西住殿・・・)
まほ「ん、もうすぐ着くぞ」
優花里「え・・・う、うわぁっ!お、大きい・・・!」
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