過去ログ - 理樹「二木さんでもとりあえずナルコレプシーのせいにしたら許してくれた」
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17:名無しNIPPER[saga]
2016/08/04(木) 23:07:36.13 ID:clQXF4Fk0
佳奈多「う、また起こさなきゃいけないのね……」

理樹(しかし、ここで少し面倒くさいことになることに気付いた)

佳奈多「とりあえず仰向けに……キ、キャーー!!」

理樹「………………」

理樹(そう。今の僕は裸の状態なのだ)

佳奈多「あっ、あっ!えと、ど、ど、ど、どうしたら!?」

理樹(仰向けになった僕の前で二木さんがまたパニックになっている)

佳奈多「ハァ……ハァ……!お、落ち着くのよ私!大丈夫、アレを出来るだけ見ないように……うん……大丈夫……ふぅ」

理樹(本当なら僕だって一目散に逃げたいところだが、今回はそういう訳にもいかない)

佳奈多「どうしよう……と、とりあえずタオルで隠して…」

葉留佳『なんか今凄い音したけど大丈夫?』

佳奈多「き、来ちゃダメ!」

葉留佳『へっ?』

佳奈多「い、今はダメなの……分かったわね?」

葉留佳「なんで?」

佳奈多「なんでって……その……直枝が…大変だから」

理樹(とりあえず隠してから喋ってほしい)

葉留佳「えー?どういう意味?…………うわ…」

理樹(忠告を聞かない葉留佳さんがとうとう扉を開けた。そしてめちゃくちゃ生々しいリアクションを取ってきた)

佳奈多「み、見ちゃダメよ!!」

ムニッ

理樹「!?」

理樹(僕のソレに何かが当たった。この感触は…なるほど、二木さんはとっさに手で隠したようだ)

佳奈多「う、うひゃあ!?」

理樹(それから色々とてんやわんやして、結局2人でバスタオルに身を包んだ僕を居間まで運ぶことにしたようだ。この後もパンツをどちらが穿かせるかとかで結構悩んでいた。このまま寝たふりをしていたらその議論だけでも夜が明けていただろう)

葉留佳「じゃーお姉ちゃんがやればいいじゃんか!!」

佳奈多「だから私はまだ直枝にそこまでする程…!」

理樹「ううん……あれ。また寝てたか……」

佳奈多・葉留佳「「ハッ!」」

理樹「あれ?なんで僕バスタオルに巻かれてるの?」

佳奈多「あー……それはその……あなたは覚えてないでしょうけどシャワーを浴びた”後”身体を乾かしていたあとに寝てしまったのよ!」

葉留佳「そうそう!そうですヨ!」

理樹(なるほど。自分達が裸を見たと言いたくないらしい。……というか別にすぐに寝てしまうだけで前後の記憶がなくなったりはしないんだけどな…)

理樹「そっか。また迷惑をかけちゃったね……それじゃ着替えてくるよ」

佳奈多「え、ええ……」

理樹(しかし今そんなことをツッコんだ所で誰も幸せにはならない。眠り病はこんな時の緊急回避にも使えることを覚えながら着替えた)


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