13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 18:54:38.62 ID:zsoczlY00
花丸「ふぅ…はぁ…。」
果南「マル、お疲れさま。よく頑張ってたね。」
ユニット練習を終えた途端、花丸が壁にもたれてずるずると腰を下ろした。
かなり前から限界だったのだろう。本当はすぐに動きを止めたらいけないのだけれど、そんな注意をする気にもならない。
花丸「マル、全然ついていけてなかったずら…。ダイヤさんにも呆れられてたし…。」
呆れられていた?そんなはずはない。ダイヤが花丸のことを高く評価しているのを何度も聞いている。
ルビィの友達としても、同じチームのメンバーとしても感謝していると言っていた。
果南「そんなことないよ。それに、あれについていける人の方が少ないって。」
花丸「でも果南さんは…。それにダイヤさん、今日何も言ってくれなかったし…。やっぱりマル、アイドル――」
確かに、それも変だった。ダイヤは他人には平等に接するたちだ。
花丸も体力面の課題は別として、振り付けのミスはしょっちゅう指摘されていた。
それが今日は一度もなかったのだ。完璧とは程遠い練習だっただけに、その事実が妙なことのように思えてしまう。
果南「向いてないなんて言ったら怒るからね。マルはしっかり可愛くやれてるよ。ほら、最近PVでもファンがついてるじゃん。」
花丸「そう、でしょうか…。」
果南(……。)
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