16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 19:01:04.24 ID:zsoczlY00
ルビィ「でねでね、果南さんったら――」
ルビィ「鞠莉さんがね!」
ルビィ「そこで善子ちゃんが鞠莉さんと…」
夕飯の間は、ルビィにその日あったことを聞いていた。同じ場所にいても体験する出来事はバラバラなのだから面白い。
最近は、ルビィの口から果南と鞠莉の話が出ることが増えた。
果南は千歌と曜と仲がいい。2人とルビィのユニットにちょっかいをかけに行く過程で、ルビィとも仲良くなったのだとか。
鞠莉は善子つながりだろう。あの2人は時々妙に波長が合うというか、鞠莉が善子にすぐ乗っかるというか…、
ルビィが目を輝かせて2人を見ているので、姉として心配になる。
ダイヤ「2人とも、きちんとAqoursに馴染めていますわね。安心安心、ですわ。」
言いながら、かすかな違和感。2人は、もともとAqoursだったはずなのに。
ルビィ「何言ってるのお姉ちゃん、お姉ちゃんもだよ!最近花丸ちゃんと仲いいもんね!」
ダイヤ「え、わたくしが…?」
今日の一件を思い出してどきりとしたが、ルビィには他意はないようだった。花丸と自分が仲がいい?意外な言葉だった。
ルビィ「花丸ちゃんもお姉ちゃんのこと頼りになるって言ってたよ!」
ダイヤ「そう…。あ、あああぁぁぁー!!それで思い出しましたわ!ルビィ、あなたわたくしの失敗談をあちこちで話すのやめなさい!」
ルビィ「ピギィ!!ご、ごめんなさいお姉ちゃん!お姉ちゃんの可愛いエピソード、千歌さんたち大好きだから…。」
ダイヤ「な゛っ…!千歌さんにも広めているんですのね!?」
この分だと曜にも直接言っているに違いない。2人経由で梨子にも…。
ルビィ「ごごごごめんなさいいいい…。」
頭を抱えて謝る妹にふっと笑みをこぼす。自分の失敗談がここまで広がる。自分の知り合いも多くなったものだ。
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