過去ログ - 【モバマス】幸子「『通行人のストッキングを破き回る狼女』の役？」美玲「うん」 -SS速報VIP

過去ログ - 【モバマス】幸子「『通行人のストッキングを破き回る狼女』の役？」美玲「うん」

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1: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/09(金) 23:53:21.52 ID:KbG8M52J0
キャラ崩壊注意

幸子「今度のドラマでそういう役をするんですね？」

美玲「そうなんだ」

美玲「でもウチ、そんなことした経験ないから、どうしても役になりきれなくて……」

幸子「いや、ボクもありませんけどね？」

美玲「そっか、無いか……」

美玲「『哺乳瓶の中身に高尚なケチをつける見習い詐欺師』役で時の人になったオマエなら、何か知ってるかもと思ったんだけど……」

幸子「お役に立てなくて、ゴメンなさい」

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2: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/09(金) 23:54:34.04 ID:KbG8M52J0
美玲「他に知ってそうなヤツ知らない？」

幸子「そうですね、それなら――」

3: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/09(金) 23:55:44.26 ID:KbG8M52J0
小梅「私に、何か用？」ﾃｸﾃｸ

美玲「実はウチ、今度『通行人のストッキングを破き回る狼女』の役をすることになったんだけど……」

幸子「何かご存じないですか？」

4: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/09(金) 23:59:40.40 ID:KbG8M52J0
幸子「他に知っていそうな方を知りませんか？」

小梅「あ、それなら――」

5: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:00:28.19 ID:8/gm4Q3O0
輝子「私に、何か用か？」ﾄｺﾄｺ

美玲「実はウチ、今度『通行人のストッキングを破き回る狼女』の役をすることになったんだけど……」

小梅「輝子ちゃん、何か知らない？」

6: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:01:20.76 ID:8/gm4Q3O0
小梅「他に知ってそうな子、知らない？」

輝子「いるとすれば――」

7: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:02:12.64 ID:8/gm4Q3O0
乃々「あの、私に何かご用ですか……？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

美玲「実はウチ、今度『通行人のストッキングを破き回る狼女』の役をすることになったんだけど……」

輝子「ボノノさんは、何か知ってるか……？」

8: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:03:42.92 ID:8/gm4Q3O0
乃々「でも、美玲さんならそのくらい、平気なハズですよね……？」

乃々「『通行人のスカートをめくって回る狼女』の役とか、していたじゃないですか」

美玲「うん……でも、あの頃はまだまだ半人前だったから……」

9: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:04:25.83 ID:8/gm4Q3O0
幸子「あの……」

幸子「『スカートめくり』を『ストッキング破り』に置き換えて演技する……というのは、どうですか？」

4人「「……」」

10: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:05:07.46 ID:8/gm4Q3O0
美玲「スゴいぞ幸子ッ！そんな裏技、ウチは考えもしなかったぞッ！」

杏「さすがはユニット・カワイイボクと142'sのリーダーだ！」

乃々「　や　め　ろ　」

11: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:06:06.80 ID:8/gm4Q3O0
美玲「やっぱり『777の民間資格を持つ無職』の役をやったヤツは言うことが違うなッ！」

幸子「そういう美玲さんだって『未来を見通しすぎて逆に役に立たない気象予報士』の役をやっていたじゃないですか」

輝子「『松茸の異名を持ち胞子を自在に操る高貴なる女性メタラー』の役をした私からすれば……2人とも、十分すごいぞ」

12: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:07:44.30 ID:8/gm4Q3O0

この『通行人のストッキングを破き回る狼女』の役でスマッシュヒットを飛ばした美玲は

13: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:13:23.41 ID:8/gm4Q3O0
蛇足という名のおまけ

P「まゆ……」

14: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:14:23.72 ID:8/gm4Q3O0
P「あの監督は、新しいまゆを表現したかったんだ」

P「それなのに……いつもと同じ演技をして……！」ｷﾞﾘｯ

まゆ「……」

15: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:15:03.02 ID:8/gm4Q3O0
P「俺の見立てが、まるでなってなかったというのか……？！」

まゆ「いえ！ Pさんは一生懸命頑張って――！」

P「それならどうして、普段のまゆそのものだったんだ！？」ﾄﾞﾝｯ!

16: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:15:42.32 ID:8/gm4Q3O0
P「今思えば、兆候は前からあったんだ……」

P「半年ほど前にも、違うドラマに出演したよな？」

まゆ「はい……」

17: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:16:37.19 ID:8/gm4Q3O0
P「あの時は『これからですので』と言ってごまかしたが……」

P「まるで成長が無かったことが、俺は悲しいよ」

まゆ「Pさん……ゴメンなさい……」ｸﾞｽｸﾞｽ

18: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:17:37.50 ID:8/gm4Q3O0
P「……」

P「もう、潮時かもしれないな……」

まゆ「え……」

19: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:18:29.21 ID:8/gm4Q3O0
P「まゆは正統派アイドルだ……読モ出身だから笑顔もバッチリだ……」

P「だからこそ俺たちは、意外性を前面におした企画を次々に立てていたというのに……！」

P「『NTR系正統派清純美少女アイドル』という斬新な裏テーマに辿り着いたっていうのに……！」

20: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:19:36.11 ID:8/gm4Q3O0
P「これからまゆに、2つの仕事を言い渡す」

P「これはもう決定事項だ、文句は一切受け付けない！」

P「1つは、今日でアイドルは終了だ！」

21: ◆ag9TZfREZs[saga]
2016/09/10(土) 00:20:24.49 ID:8/gm4Q3O0
P「まったく……何でも出来るように見えて、意外とポンコツさんなんだから、まゆは……」

まゆ「はい゛……ゴメ゛ンなざい……ポンコヅでゴメンな゛さいぃ゛……」ｸﾞｽｯ

まゆ「でもっ、でも笑顔は得意ですがらっ……ずっとずっと見ていでぐださい゛っ……！」ｷﾞｭｳｳｰ

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