過去ログ - 僕「目が覚めたら生物兵器に、なんてよくある話だと思ってた」
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18:1[saga]
2016/09/21(水) 03:12:21.24 ID:AN2Qomrj0
女部下「他に質問はある?」

僕『ここはどこですか』

女部下「もう書いてあった・・・・・・。ここは今言ったプロジェクトの研究と開発を行っている最前線の現場よ。この施設は表向きはただの工場になってるわ。会議室とかがあるこの棟はまたちょっと違うけど」

僕「(は、はぁ・・・・・・)」

僕『プロジェクトのこと僕に話しても大丈夫なんですか』

女部下「えっ、一人称“僕”なの、ますますかわい・・・・・・コホン。えーっと大丈夫といえば、大丈夫かな。ちょっとショックかもしれないけれど、あなたはこれから確実に私たちの監視下におかれるし、確実に表の世界で生活するのは厳しいと思うわ。色々な意味で」

僕「(え・・・・・・)」

女部下「あなたが以前、どこでどんな生活をしていたかは私もわからないけど・・・・・・マニュアルに沿えばそういうことになるわ」

僕「(・・・・・・)」

僕「(目が覚めたら――――なんて、よくある作り話だと思ってたのに。改めて思うと、辛いな・・・・・・)」


博士「・・・・・・彼はラッキーじゃな」

部下「は?」

博士「なんの努力もせず英雄になれるんじゃ。これほど名誉溢れることはない」

部下「人生狂わせておいてよく言いますね」

博士「“偶然”に罪があるか。これは世界一幸運な事故。そう捉えるのが一番じゃ」


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