過去ログ - モバP「コーヒー&シガレッツ」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/01(土) 09:52:16.07 ID:49cE+2/00
ヘレン「……なにに使う?」

時子「そんなこと、貴女の親に聞けばいいことじゃない。こんなことでわざわざ私の時間を無駄にさせるつもり?」

奈緒「聞いたよ。でも、プロデューサーさんに聞いてごらんって。なんか嬉しそうな顔しながらさ」

時子「チッ……だったら解らないまま贈ってやりなさい。あの豚にはそれで十分よ」

奈緒「ん……いや、なんか、変な品だったら嫌だろ?もしかしたら、エ、エッチなものとかだったりして……ウチの親、しょっちゅうそういうことでからかってくるんだ」

時子「チッ!」

ヘレン「なるほどね、それで私たちにこれがなにかを訊ねようってわけね」

奈緒「そう。せっかく素敵なデザインだからさ……分かる?」

ヘレン「当然よ、世界レベルに知らないことなんてないわ」

奈緒「良かった〜!で、一体これはなんなんだ?」

ヘレン「そうね……時子、教えてやりなさい」

時子「………アァン?貴女が教えればいいじゃない」

ヘレン「世界レベルの回答をそう簡単に出すわけにはいかないのよ。もしかして、これがなんだか分からないのかしら?」

時子「……バカ言わないで頂戴。この私が分からないとでも?」

奈緒「じゃ、じゃあ教え……」

時子「気に入らないわね」

奈緒「えっ」

時子「貴女、教えてもらう立場で、その態度はなんなのかしら?教えを請うのならば、それなりの態度ってものがあるでしょう?」

奈緒「え〜……お、教えてくださいお願いします」ペコッ

時子「ハァ……本当は土下座じゃないと教えないつもりだったのだけれど、まあいいわ。教えてあげる」

奈緒「うん」

時子「これは……あれよ、箱……箱よ」

奈緒「箱?」

時子「箱よ」

ヘレン「そう、箱よ」



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